Gibson Melody Maker Sunburst 1961年製 2.3kg “For Player”
超軽量かつ激鳴りの極上ヴィンテージ!!オリジナル度も高い一本が入荷致しました。
Gibson社より1959年に発表されたステューデントモデルとなるMelody Maker。当時はあくまで入門用モデルとされていた本機ですが、その高いコストパフォーマンス、プレイアビリティ、そしてこの個体ならではの素晴らしいサウンドキャラクターによりプロ含む多くのギタリストが愛用してきました。
今回ご紹介させて頂くのは初期スモールガード期となる1961年製の一本になります。
まず特徴となるのはこの非常に軽量なボディ形状。Les Paul Juniorよりも更にボディ厚が薄く、またステューデントモデルであるに関わらず、ボディ・ネックにはマホガニーが採用され、ジョイント部はしっかりとしたセットネックにて仕上げられております。また本機専用のPUが独自のサウンドを支えております。
上記に補足し、現在ではヒスコレなどをはるかに凌駕する良質の材が使用されているのはやはりヴィンテージならではでしょう。ボディ・ネック材のマホガニーは超軽量ながらも柾目の音の抜けが素晴らしい材が採用されております。また指板に採用されているハカランダは現在ではワシントン条約にて伐採・輸出入が規制された稀少材となります。
そして注目はこのサウンドです。生鳴りからいって半端な鳴りじゃありません。ギターという楽器全体から放たれる鳴りは、弾き込まれた良いヴィンテージだからこそだと再認識させてくれます。サウンドキャラクターとしてはレスポールのような太いサウンドとは違い、イメージとしては研ぎ澄まされた強い芯があるサウンドです。特にクランチ気味でのテイストが絶妙で、そのサウンド自体がオールドロックを感じさせる素晴らしい一本です。