Gibson Memphis 1952 ES-295 2013年製 Bullion Gold 2.95kg “Dead Stock Condition”
1952年。レスポールと同時期の発表された、もうひとつのゴールドスタイル”ES-295”のリイシューモデル。新品時とほぼ変わらない極上デッドストックコンディションにて入荷致しました。
Gibson社においてレスポールモデルと共にフラッグシップモデルとなるESシリーズ。その歴史はレスポールよりも遥かに深く、エレクトリック・スパニッシュを意味するESモデルは1936年より始まりました。そして1952年、ゴールドフィニッシュ&P-90ピックアップ&トラピーズテイルピースを共通とさせ、ソリッドのLes Paulモデルと対を成して、フルアコのES-295モデルが、1950年代当時の古き良きアメリカンテイストを色濃く反映させたスタイルにて誕生しました。
今回ご紹介させて頂くのは、2012年までGibson Custom Shopの一部門を担っていたGibson Memphisによって製作された、ES-295の初年度である1952年スペックリイシュー。こちらはファーストオーナー様が新品購入後、コレクションとして保管されてきたデッドストックコンディション品となります。
まずそのスペックですが、ボディスタイルはES-175から受け継がれた16 1/4インチの深胴ボディにGibsonのフルアコモデルを象徴するフローレンタインカッタウェイスタイルで、ボディトップ&バックにはメイプルにポプラを挟み込んだ3Pラミネイテッドメイプル、ボディサイドはメイプル単板となります。そして本モデルの特徴のひとつであるゴールドフィニッシュは、ヴィンテージを意識したBullion(金塊) Goldカラーが採用され、非常に深みのある渋いカラーリングにて、ボディトップだけでなくボディバック、ネックバックまで全て統一してフィニッシュされます。続いてネックは良質なマホガニーにコントラストの強いハカランダを彷彿させるローズウッドを採用。ポジションマークにはダブルパラレログラムインレイ、ヘッドにはブランドロゴ&クラウンインレイが施されます。更に特徴的なピックガードは、クリアガードの底面部のみホワイトでペイントしたものを採用し、フラワーモチーフの型が抜かれております。テイルピースにはラップアラウンド・バーサドルのトラピーズテイルピースを採用、ピックアップにはホワイトカバードのP-90ピックアップを採用するなど、スタイルは異なれどレスポールモデルと共通するスペックが多く見受けられます。その他としてはKLUSON DELUXE刻印&チューリップボタンチューナー、ゴールドのスピードノブ、太過ぎない適度な厚みのDシェイプに約43mmナットワイド等のスペックが挙げられます。
そして気になるサウンドとしては、そのスペックからは175と近いキャラクターと思えば、175の良さを残しつつも、ロカビリー的なテイストを加えた295ならではのサウンドとなっております。ブリッジ&テイルピースの175とは違い箱鳴りを生かすダイレクトなバーサドル&トラピーズテイルピースの為、より箱鳴りサウンドが強調され素直なP-90ピックアップとの相性も抜群です。アコースティックサウンドとしてのクリーン系から、力強さを出したクランチ系のサウンドにもマッチし、弾むようなロカビリーから、しみじみと聴かせるブルース、歯切れ良い心地のジャズまで幅広くカバーします。その特徴的なルックスだけでなく、サウンド面においても他のフルアコモデルには無い唯一無二の特徴的なサウンドから、スコッティ・ムーアやブライアン・セッツアー、国内でもCharや奥田民夫など、ギターサウンドに拘りのあるトップギタリスト達が愛用し、それもまた295サウンドの素晴らしさの裏付けにも繋がるかと思います。
また状態としては、こちら2013年の発表年にファーストオーナー様が新品購入されておりますが、コレクション目的にて購入された為、入手から現在までの演奏時間は僅かに1時間にも満たず、ほぼ新品時と変わらない極上デッドストックコンディションをキープ。おそらく保管中に発生したであろうダメージとしては、コントロールノブにありがちなクラッキング(現在全く同じリイシューパーツも市販されていますので、完璧を求められる方であれば交換するのも良いかもしれません)、ネックバックに打痕と呼ぶまでにも至らない5mm程度の僅かな当て傷が見受けられますが、その他は金属パーツの経年によるくすみ程度で、厳し目に言えばニアミントと言ったところでしょうか。付属品としてはGibson Memphisの冊子カバーの付いた認定書を始めとする新品購入時の一式(画像参照)、専用のオリジナルブラウンハードケースが付属致します。
メーカー定価は689,850円とカスタムショップクオリティ同等となるハイグレードモデル。生産数が少なかったこともあり、市場流通は非常に少なく、現在では過去の販売履歴も見受けられませんが、適正価格としては状態によって前後するものの35~40万円前後と推測されます。こちらコレクター様放出の極上デッドストックコンディション品につき、それこそ40を超えても高くは無いと感じさせますが、今回メーカー定価の半額すらも下回る非常にお値打ちな価格にてご案内させて頂きます。唯一無二のルックス&サウンドを誇る295モデル。それこそオリジナルの1952年製ヴィンテージであればゆうに3桁を超えてしまいます。この価格帯で素晴らしい295サウンドを手に入れるのは今後も困難を極めるかと思いますので、お気になりました方は是非この機会をお見逃しなく。
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