Gibson SG Deluxe 1971年製 Walnut w/ Stickered PAF Full-Original except Tuner

僅か2年のみ製造された稀少モデルSG Deluxe。極上サウンドに加えオリジナル度も高い一本が入荷致しました。
 
Gibson社のフラッグシップモデルであり、もはやエレキギターの代名詞とも言える”Les Paul”モデル。中でも上位機種として長年に渡り多くのギタリストに愛用されてきました。
 
1952年中期に誕生したレスポール（スタンダード）ですが、1953年後期にはカスタム、1954年中期にはジュニア、1955年にはスペシャルと、多くのモデルが誕生し、現在に至るまで多くのギタリスト達に愛用され続けております。その後メイプルトップを貼らないオールマホガニーボディのSGモデルが発表されSG Standard、SG Custom、SG Special、SG Juniorなどがラインナップされます。
 
今回ご紹介させて頂く一本は、1968年に一旦生産中止となったSG Standardのリイシューモデルとして1971年から1972年のみ生産された超稀少モデルSG Deluxeの1971年製になります。（正確には1973～1974年にも16本のみ出荷）
 
まずそのスペックとしては、1Pマホガニーボディに3Pマホガニーネック、ローズウッドネック＆スモールブロックインレイ、チューンOマティックブリッジ、クラウンインレイなどSG Standardのスペックを継承しつつも、セミサーキュラー・コントロールプレート、レスポールスタンダードスタイルのトライアングラーピックガード、Gibson刻印の入ったオリジナルビグスビーなどSG Standardのリイシューモデルながら、このモデルならではの特徴的な仕様が多く見受けられます。
 
サウンド面としては、ヴィンテージピックアップの中でも特に評価の高いステッカードナンバードPAFを2発搭載し、弾き込まれた個体と相まって極上のヴィンテージサウンドをアウトプット致します。レスポールモデル独特の太く粘りのあるローミッドに加え、上位機種であるカスタムのようなエッジ感は、ドライブ時にもその輪郭を崩すことなく煌びやかでレスポンスの良いアタック感をお愉しみ頂けるでしょう。クリーン～クランチにおけるブルージーなソロパートからドライブ時のジャキっと歯切れの良いロックリフまで幅広いジャンルで活躍してくれるでしょう。また細めのネックシェイプ、ダブルカットのハイポジの演奏性など、プレイアビリティも非常に高い一本となっております。
 
状態としては、弾き込まれてきたことを感じさせる年式相応の傷等はありますが、逆にヴィンテージファンには堪らないロックなルックスとなっております。またパーツ類に関しては非常にオリジナル度が高く、チューナーが同形状のものに変更されている以外は、フレット・ナットなどの消耗品含む全てのパーツがオリジナルから変更ございません。プレイ面としてもネックコンディションは良好でトラスの余裕もあり、フレットは元々低目のタイプではありますが、現状6部山程残っており、まだまだ現役で活躍してくれるでしょう。ケースは通称チェーンソーケースやロケットケースとも呼ばれるプロテクターケースが付属致します。
 
その生産数からも殆ど市場に顔を見せない超稀少モデル。加えてピックアップカバーにはエンボス加工が無く、ステッカードナンバードPAFが搭載された初期モデルです。中古市場としてはフルオリジナルで30万円オーバーとなるモデルですが、只今フルオリジナルでは無いものの、国内市場にセールにて268,000円で販売されている個体があることから、その金額を更に下回る大特価にてご案内させて頂きます。その稀少度もそうですが、サウンド面においても、この価格帯では絶対に手に入らないリアルヴィンテージサウンドです。お気になりました方は絶対にこのチャンスをお見逃しなく。
※年式につきましてはシリアルからは、1970～1972、1974～1975年を示しますが、本モデルの生産が1971～1972年（1973～1974年は16本出荷）、ポットデイトが1971年製ということより1971年製の表記とさせて頂いております。