Gibson SG Junior 1964年製 Cherry w/ Black Jacaranda FB & Wide Neck
Gibson SG Junior 1964年製 Cherry w/ Black Jacaranda FB & Wide Neck 2.74kg “Full-Original & Excellent Clean”
真っ黒なハカランダにシッカリと赤が残ったエクセレントコンディション。ワイドネック&17度ヘッド角の人気スペックの一本がハンダバージンのフルオリジナルコンディションにて入荷致しました。
Gibson社のフラッグシップモデルであり、もはやエレキギターの代名詞とも言える”Les Paul”モデル。中でも上位機種として長年に渡り多くのギタリストに愛用されてきました。
1952年中期に誕生したレスポール(スタンダード)ですが、1953年後期にはカスタム、1954年中期にはジュニア、1955年にはスペシャルと、多くのモデルが誕生し、現在に至るまで多くのギタリスト達に愛用され続けております。Les Paul Juniorに関しては当時高価過ぎて手に入りにくいレスポールモデルのステューデントモデルとして発表されましたが、オリジナルのヴィンテージに関しては良質のホンジュラスマホガニーの1Pボディ&ネック、ハカランダ指板を採用するなど、現在では考えられない高いマテリアルで製作され、ステューデントモデルとは名ばかりの素晴らしいギターとなっております。1958年中期~後期からはダブルカッタウェイに、1961年初期からはSGシェイプへと移行し1963年後期には正式にSG Juniorとモデル名を変更します。1965年からはヘッド角が14度へと1966年からはラージガード&インディアンローズウッド指板へとスペックが移行します。1968年にはレスポールスタンダードモデルが再生産を始めますが、高い人気からSGモデルは残り続け、現在に至るまでのロングセラーモデルとなります。愛用ギタリストとしては、エリック・クラプトン、ジョージ・ハリスン、ピート・タウンゼント、アンガス・ヤング、ジェイク・E・リー、トニー・アイオミ等々の名だたる世界的なアーティスト達が挙げられます。
まず基本スペックとしては、ボディ&ネックともにこの時期ならではの良質なホンジュラスマホガニーを採用し、全体をチェリーレッドカラーにてフィニッシュ。特にこの年代のヴィンテージのチェリーカラーについては、退色してウォルナット風の色合いになっている個体が多く見受けられますが、こちらはしっかりと赤が残っております。続いて指板材はこの時期ならではの良質なハカランダ材が採用されており、遠目ではエボニーかと思える程の真っ黒なコントラストに、近くで見ると独特の”うねる”ラインの杢目、更に部分的ながら角度によってはフィギュアドラインまで確認出来る最高峰の材となっております。またSG Juniorとしてはレアスペックとなるショート・バイブローラーではなく、オリジナルのストップテイルピース仕様となっている点もヴィンテージファンにも嬉しいポイントです。その他としては、スモールスタイルのブラックガードに、64年までの17度のヘッドアングル、約42mmのワイドネック、3連タイプのシングルライン・クルーソンチューナー、ドッグイヤー・P-90などが挙げられます。
そして本機の最も特筆すべくサウンドですが、1ストロークで目が丸くなってしまう”激鳴り”の素晴らしいサウンドに驚かされます。まず生鳴りからいってハンパじゃありません。採用された材と永年にわたる”馴染む”だけでは説明がつかないほどの超当たりの個体です。ジャッキジャキのSGらしさはこの個体ならではの素晴らしいサウンドを誇ります。まるでネックとボディが全てワンピースで制作されているのかと思うほど、抜群のボディ鳴りがネックの先まで震わせてくれます。そして一度プラグを差し、アンプからアウトプットすれば、極上のヴィンテージトーンをご堪能頂けます。ジャッキジャキながら倍音ある太過ぎないトーンが絶妙で、クリーンの甘さからクランチのゲインのノリも良く、かつハムバッキングのような音のこもりも無いドッグイヤーP-90らしい潔い枯れたヴィンテージトーンは本当に最高です。また個体の鳴りがレスポンス良くストレートに抜けていく感じもノントレならではといえるでしょう。
状態としては、全身にビッシリと入ったウェザーチェッキングに始まり、スレや打痕等の使用感は、近年のエイジドでは決して再現出来ないリアルな雰囲気抜群のルックスへと昇華しております。とは言え57年と半世紀以上前の一本として見れば非常に状態が良く、塗装のツヤ感はシッカリ残り、ネックバックの一部以外は退色も少なく、年式を考慮すれば美品と言っても良い程のエクセレント・クリーンコンディションです。またパーツ類については全て当時から変更歴すらないフルオリジナルコンディションにて、電装関係のハンダも全てバージンとなっております。付属のケースもオリジナルのチップボードケース(beat up)が付属致します。プレイ面としてもネックコンディションは良好でトラスの余裕もシッカリと残っており、オリジナルフレットは元々背の低いタイプながら5~6部山程にてまだまだ現状でも活躍してくれるコンディションとなっております。
SG Juniorモデルの中でも別格と言えるスモールガード、17度ヘッドアングル、ワイドネックの初期1963~1964年製。今では大物ギタリスト達の愛用で知られながら、当時はステューデントモデル扱いという事もあり、現存するヴィンテージの殆どがパーツ交換が多くされていたり、ネック折れ修復歴があったり、またチェリーカラーも退色が進んだ個体が多く見受けられます。更にそれでも1964年までの個体は市場に出れば全て即完売してしまう極めて高い人気を誇ります。今回の一本につきましては、2021.5に約50万円にて新大久保の老舗ヴィンテージショップ様にて販売され、わずか5日で完売となった一本となります。(ウェブ上の履歴でも確認出来ます。)こちら前販売時から状態も変わっておらず、全販売価格と同じでも即完売が予想されますが、今回前所有者様からのご厚意もあり、前販売金額を大きく下回る非常にお値打ちな特別価格にてご案内させて頂く事となりましたので、前回買い逃してしまわれた方はもちろん、お探しだった方、お気になりました方は絶対のこのチャンスをお見逃しなく。
※ケースに【THE PRISONER】のペインティング跡があり、また前販売店様が有名な老舗ショップ様ということもあり、プロギタリスト様からの放出品の可能性がございますが、確証出来るデータがございません為、通常商品として販売させて頂いております。
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JR西川口駅より徒歩1分の好立地&フロア総面積約130㎡。ゆったりとした落ち着きのある販売スペース&試奏スペース、様々なご要望にお応えする設備の整ったリペアスペース、そして商品の状態管理を徹底した在庫スペースを個別におくことで、ワンランク上のショップとして生まれ変わりました。試奏環境はクリーンアンプからドライブアンプまで様々なアンプをご用意し、またリペアマンが常勤しており、ご購入時のお好みのセットアップや充実したアフターフォロー体制を完備致しております。
“Antique”では他には無いサウンドを追及し、ヴィンテージギター、ハイエンドギターを中心としたラインナップで、みなさまの一生に残る大切なギター探しのお手伝いが出来ればと思っております。Fender、Gibson、Rickenbacker、Epiphone、Gretschなどのヴィンテージギター、Paul Reed Smith、Suhr、Tom Anderson、James Tylerなどのハイエンドギター、特別なビルダーによる唯一無二のギターを揃え、皆様にとっての特別なショップになれるよう日々成長していきたいと思います。