Gretch PX6184 Corvette Hollowbody 1956年製 Moss Green Refin. w/Jacaranda FB
60年以上の歳月が経過したオリジナルヴィンテージ。渋いモスグリーンにリフィニッシュされた一本を大特価にてご案内させて頂きます。
1883年創立とFender社Gibson社を凌ぐ長い歴史を持つGretsch社。現在では日本製や韓国製などの廉価版が多く見受けられますが、ヴィンテージ・グレッチは現在とは別ブランドとしか思えないほど素晴らしいサウンドで多くのミュージシャンに愛されてきました。
今回ご紹介させて頂くのはヴィンテージグレッチの中でも稀少モデルとなる、エレクトリックアーチトップのElectromatic Spanish/Corvetteモデルの1956年製になります。
1940年に発表されたElectromatic Spanishですが、1956年にCorvette Hollowbodyとしてモデル名が確立され、サンバーストの6182、ナチュラルの6183、ジャガータンの6184とラインナップされ1959年には生産を終了します。
まずそのスペックとしては16インチワイドのノンカッタウェイのアーチトップメイプルボディに、ダブルバインディング、メイプルネック、ハカランダ指板&ブリッジと贅沢なスペックに、その他としては14Fジョイント21F仕様、アローノブ、Gretschロゴ入りテイルピース、グローバー・オープンギアチューナー、鼈甲ピックガード、Tルーフロゴ&ELECTROMATICバーチカルロゴなどが挙げられます。
気になるサウンドとしては、迫力のボリュームにメイプルならではの力強い中低域が魅力で、アンプを通さずとも生鳴りだけでも満足のいくアコースティックサウンドを誇ります。またピックアップにはオリジナルのデュアルモンドシングルコイルが搭載されていますが、この箱鳴りと非常によくマッチし、特にFender系クリーンアンプとの相性は抜群です。空気感のあるマイルドでメロウなトーン、そしてカラッと乾いたアタック感はロカビリー・ロックンロールにズバリとハマります。またソリッドギター以上に高いレスポンスの早さも魅力のひとつです。
状態としてはボディ・ネック共にリフィニッシュが施されておりますが、やけたアルペングリーンのような渋いモスグリーンフィニッシュで、リフィニッシュされてからもかなりの歳月が経過しており各所にウェザーチェックも確認出来ます。パーツ類はポットとナットのみ変更されておりますが、その他フレットを含めてオリジナルパーツをキープ。オリジナルフレットは6部山程で、ネックコンディションも良く、トラスの余裕も確認出来ます。ケースは汎用のソフトケースとなっております。
オールドリフの為、ヴィンテージの雰囲気を全く損ねることなく、そしてヴィンテージならではの一体感のある枯れたサウンドをもった一本です。あまりに稀少なモデルの為、国内相場はありませんが、海外ではオリジナルのフィニッシュのもので25~30万円程で販売されております。今回こちら激渋ながらもリフィニッシュが施されているという点、オリジナルケースが付属しないという点から、相場の半額以下となる大特価のプレイヤーズプライスにてご案内させて頂きます。リアルヴィンテージがこの価格で手に入ることはまずありません。お気になりました方は是非この機会をお見逃しなく。