Gretsch PX6119 Chet Atkins Tennessean 61-62年製 Full-Original

ケースを除けばフルオリジナルに加え、バインディングの劣化も少ない素晴らしい逸品を大特価にてご案内させて頂きます。
 
1883年創立とFender社Gibson社を凌ぐ長い歴史を持つGretsch社。現在では日本製や韓国製などの廉価版が多く見受けられますが、ヴィンテージ・グレッチは現在とは別ブランドとしか思えないほど素晴らしいサウンドで多くのミュージシャンに愛されてきました。
 
 今回ご紹介させて頂くのはヴィンテージ・グレッチの中でも代表的なモデル6119 Chet Atkins Tennessean。ビートルズのジョージ・ハリスンや浅井健一ことベンジーなどの超大物アーティストの愛用でも知られる本モデルですが、こちら中でも断トツの人気を誇る60年代初期スペックかつバインディングネック期となる1961-1962年製の一本となります。
 
基本的なスペックとしてはホロウ構造のメイプルボディにメイプルネック、指板はプロが間近で見てもエボニーと本当に区別の付かない程の”漆黒”の極上ハカランダを採用。その他ハイロートロン・ピックアップ、シュミレイテッドFホール、ヘッドプレート無し、バーブリッジ、パテント＆Gretschロゴ入りのVシェイプ・オリジナルビグスビー、Ｇアロー・ノブ、サムネイルインレイ、ゼロフレットなどが挙げられます。
 
サウンド面としては、まさにジョージ・ハリスンのあのサウンドです。オリジナルハイロートロンＰＵならではの味わい深いストレートなヴィンテージトーンは、コード感が非常に良く、セミホロウボディの甘さを損ねずに程よいエッジ感のある歯切れの良い抜群の鳴りを誇ります。
 
そして状態については、ヴィンテージグレッチとしては非常に良いコンディションをキープ。まずありがちなバインディングのシュリンクは殆ど見られず、僅か一カ所6Fの6弦側の指板サイドにクラックがあるのみ。その他も全体的な使用感こそありますが、56年前というヴィンテージを考慮すれば、なかなかここまでのコンディションの物は見つかりません。加えてパーツ類に関してはフレット・ナットやポット類の消耗品を含め、全て当時のままのオリジナルコンディションをキープ。ネックコンディションもヴィンテージとしては良好で、フレットも約4部山程と低くはありますが、現状プレイ面での問題も無く、またトラスロッドも左右にシッカリと余裕があります。唯一ハードケースのみ欠損となり、現状はソフトギグケースになります。※画像は撮影用ケースです。オリジナルのシルバーグレイハードケースをお探しさせて頂く事も出来ます。コンディションによって2～5万円前後と予想されます。
 
またこちらの一本に関しましてはヘッドシリアル4420●となります為、シリアルからは1961年製となりますが（39000s~45000s・・・1961年、46000s~52000s・・・1962年）、ポットデイトが全て6205（1962年05週目）の為、1961-1962年製の表記とさせて頂いております。スペックは過度期の為1961年と1962年が混在しております。（ネックバインディング、ハカランダ指板、シグネイチャー・ロゴ無しピックガード、メタルチューナーボタン、ゼロフレット等）
 
特に人気の高い60年代初期の相場としてはフルオリジナルで40万円を切ることもまずありませんが、今回こちらアニバーサリーセール中の為、相場を無視しての超特価にてご案内させて頂きますので、お探しだった方は是非この機会をお見逃しなく。