Kalamazoo KHG-14 Sunburst 1941年製 Full-Original & EX+ Condition “Rare Model”の

非常に状態の良いプリウォー期の稀少なハワイアンバージョンのKG-14が入荷致しました。

Pre-War期となる1933～1942年にカラマズー工場で製作されていたGibsonのセカンドブランドKalamazoo。現在ではアコースティックの名匠コリングスがレプリカモデルを製作したことで、オリジナルも高い注目を集め、改めて名機として高い評価を受けるモデルになります。

今回ご紹介させて頂くのはGibson L-00の兄弟機となるKG-14のハワイアンバージョンとなるKHG-14の41年製になります。ベースとなるKG-14はL-00と全く同じボディ形状をもち、1936～1942年の間に僅か740台のみ出荷されたレアモデルですが、こちらは更にたまかずの少ないハワイアンバージョンとなります。

まずスペックとしてはスプルーストップにホンジュラスマホガニーサイド＆バック、サンバーストフィニッシュに鼈甲バインディング、ホンジュラスマホガニーネックにハカランダ指板＆ブリッジ、19F/12Fジョイント、ファイヤーストライプ・ピックガード、オープンバック・クルーソンチューナー、ブラックボタンにブラックサドルピン、そしてハワイアンギター特有のストレートサドルなどが挙げられます。

こちらのギターはハワイアンギターに分類されますが、そのセッティングはハワイアンセッティングでは無く、ノーマルセッティングになっており、フラットでは無く若干のアールがかかった指板とそれに合わせたフレットとなっております。その為特にスライドプレイには抜群の相性を誇り、甘く広がる倍音には気持ちの良い空気感があり、ヴィンテージ独特の深みのある枯れたトーンは堪りません。ラダーブレイシング構造から放たれる中低域のふくよかさがありつつ、カラっと明るいキャラクターの顔も持つ素晴らしい一本です。