Kz Guitar Works All Rose TL 2020年製 Natural w/ J.W.Black JC-#1-PU 3.47kg

Kz Guitar Works All Rose TL 2020年製 Natural w/ J.W.Black JC-#1-PU 3.47kg Mint-Condition "Limited Made To Order 1/2"
Kz初のTLスタイルとなるオールローズモデルの最終形。限定2本のみの特別なオーダー品が、まさかのほぼ未使用の極上ミントコンディションにて入荷致しました。
 
2001年創業と比較的新しいブランドながらも、Queen Brian Mayのオフィシャルシグネイチャーモデルを手掛けるなど、世界が認めるハイクオリティギター工房Kz Guitar Works。レッドスペシャルモデルの人気だけでなく、今では国内外問わず多くの有名アーティストの愛用でも知られ、特にオーダーモデルに関しては近年凄まじい人気を誇ります。
 
今回ご紹介させて頂くのは、クロサワ楽器が特注オーダーにて2本のみ製作された限定生産品。Kzとしては初のテレキャスタースタイルにて、ジョージ・ハリスンの愛用でも知られるオールローズテレキャスターモデルを、Kz Guitar Worksの見解にて同モデルの最終形とも言える最高の鳴りとプレイアビリティに仕上げられた特別過ぎる一本。更に前ファーストオーナー様が完全コレクション目的にてご購入され、本日まで大切に保管されてきた為、店頭販売時の試奏を除けば未使用となる極上ミントコンディションとなっております。
 
スペックとして、オールローズモデルの名の通り、ボディ＆ネック共にインディアンローズウッドが採用されておりますが、まず採用された材のクオリティに驚かされます。ハカランダ（ブラジリアンローズウッド）に続き絶滅危惧種として輸入規制されたインディアンローズウッド（2019年に楽器用に関しては規制から外れました）ですが、近年では材自体のクオリティがガクっと下がってしまった中、こちらは非常にコントラストが強く、黒の杢目もしっかりとした厳選された材となっております。同時にオーダーされた個体と比較してもキレイな柾目取りにて採用されている点もサウンドへの影響は大きいと感じさせます。またその極上材を採用するだけでなく、様々な部分にKzならではの拘りが見受けられ、その中でも最も注目すべきはボディ構造でしょう。通常のオールローズモデルはローズウッド2枚の間（横から見て中央付近）にメイプルラインの入るパンケーキ構造となる中、贅沢にも一枚物の厚いソリッド・ローズウッドをくり抜いてホロウ構造を確保した上で、トップをラミネイトする構造にて、言わばパンケーキ構造ではなく、ローズウッドのサイド＆バックに、ローズウッドとメイプルのラミネイトトップ仕様となっております。続いてネックですが、こちらもボディ同様の良質な材を採用しているのは勿論ですが、プレイアビリティを考慮して製作されており、ネックシェイプは手にまとわりつくような若干太目のDシェイプにて、22F仕様、高さのあるJescar FW55090ワイヤー、指板Rは9.5”ラディアスと、サウンド面に与える影響と演奏性の高さの双方に利のある仕様となっております。指板は分厚いスラブ貼りのローズ指板に、スモールサイズのマザーオブパール・ドットマーカーが施されております。フィニッシュはややツヤのあるサテン仕上げにて、導管出しの激薄の仕上げとなっております。その他としては、オールローズのルックスにマッチする3Pブラックガード、Joe Bardenブリッジ、片側6連スタイルのGotoh製クルーソンタイプチューナー（SDS510 STANDARD 05M N）、細部スぺックとしては、約41.7mmナット幅、648mmロングスケール、ボディ厚は約39mmのくり抜きボディに約1mmのメイプル＆約4.5mmのローズウッドトップとなります。
 
スペックだけでもかなりの拘りを感じさせますが、本モデルの一番の特筆点はやはりこの特別だと感じさせるワンランク上のサウンドにこそ感じられます。一言で言えば、使い勝手の良いモダンなサウンドとなり、今までのオールローズが良くも悪くも個性が強い為、実用的では無かった半面、こちらは様々なジャンルでも活躍する”使える”一本となっております。チェンバードのホロウ構造、そしてローズウッドの優れた音響特性を生かした鳴りは、今までのオールローズモデルの常識を完全に覆します。言わばアコースティックギターに採用されるローズウッドトーンが生かされており、増幅される音量、広がりと奥行きのあるエアー感、音のツヤが煌びやかで程良い切れ味を持つ高音域から、オールローズならではの押し出すような圧倒的力強さを持ち、またそれらのバランスが絶妙で、今までのオールローズモデルが不完全だったのではと思わせてしまう程です。また生鳴りだけでも非常に良く鳴る個体ですが、アンプからの出力も期待を裏切らない最高のトーンが放たれます。搭載されたピックアップは、元Fender Custom Shopのシニアマスタービルダーを務めた伝説のビルダーJ.W.Black氏が自身のブランドでも採用する事の多い、JWB JC-#1ピックアップを搭載。ヴィンテージFenderを意識した枯れた鈴鳴り感を出すピックアップとなっておりますが、この極上個体のポテンシャルを120%に生かして出力されます。クリーンからドライブサウンドまで、ヴィンテージギターのような甘く味わい深くありながらも、鮮烈なトーンを感じさせますが、特にクリーン～クランチに至っては麻薬的に心地よい最高のサウンドが感じられます。オールローズテレキャスターを踏襲したモデルながら、本家本元を完全に凌駕する本当に素晴らしい一本です。
 
最後に状態としては、上述でも記載させて頂きました通り、前ファーストオーナー様がコレクション目的にてご購入後大切に保管されてきました為、店頭展示の試奏を除いてはほぼ未使用となる極上ミントコンディションをキープ。かなり神経質になって見渡せば、ピックガード上に僅かなスレ、ホーン部のストラップピン横に言われなければ気付かないレベルの極浅打痕が見受けられますが、殆どケース内から取り出す事もなかったとの事で、おそらく新品時からと説明を頂いております、演奏面としてもネックコンディションは良好でトラスの余裕もしっかりと残っており、フレットに至っては凹みも無く99%コンディションとなっております。付属品も新品購入時の一式（画像参照）、ケースもオリジナルのギグバッグが付属致します。
 
こちら2020年製と生産された2本ともに新品時の販売履歴が確認出来ますが、新品販売金額は902,000円、もちろん共に完売しております。今回こちら上述の通りほぼ未使用のコレクターズコンディションに加え、限定2本生産のプレミアムな一本のため、新品時と同等価格で販売しても売約が見越せる一本ながら、前ファーストオーナー様からのご厚意もあり、新品時から20万円以上ダウンの非常にお値打ちな価格にてご案内させて頂く事となりました。新品時よりご検討頂いておりました方はもちろん、お気になりました方は是非この機会をお見逃しなく。
 
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JR西川口駅より徒歩1分の好立地＆フロア総面積約130㎡。ゆったりとした落ち着きのある販売スペース＆試奏スペース、様々なご要望にお応えする設備の整ったリペアスペース、そして商品の状態管理を徹底した在庫スペースを個別におくことで、ワンランク上のショップとして生まれ変わりました。試奏環境はクリーンアンプからドライブアンプまで様々なアンプをご用意し、またリペアマンが常勤しており、ご購入時のお好みのセットアップや充実したアフターフォロー体制を完備致しております。
 
“Antique”では他には無いサウンドを追及し、ヴィンテージギター、ハイエンドギターを中心としたラインナップで、みなさまの一生に残る大切なギター探しのお手伝いが出来ればと思っております。Fender、Gibson、Rickenbacker、Epiphone、Gretschなどのヴィンテージギター、Paul Reed Smith、Suhr、Tom Anderson、James Tylerなどのハイエンドギター、特別なビルダーによる唯一無二のギターを揃え、皆様にとっての特別なショップになれるよう日々成長していきたいと思います。