Lakewood M-54 Grand Concert Model 1996年製 Natural w/ Solid-Jacaranda
贅の限りを尽くした極上の一本。ハイエンドなアコースティックサウンドは驚愕そのもの。僅かなリペア歴がある為大特価にてご案内させて頂きます。
マスタールシアー”マーティン・ゼーリガー”によって1985年に創業したドイツが誇るアコースティックブランドLakewood。木材が本来持つ自然なトーンを追及し、特にヨーロッパ圏では評価が高く、そのサウンドは大御所であるMartinを凌ぐとまでされております。
今回ご紹介させて頂くのはOMスタイルのグランドコンサートモデルM-54。ウッドマテリアルに始まり細かなディテールまで贅の限りを尽くした極上の一本となります。
まずそのスペックとしては、ボディトップには厳選された極上の単板スプルース、ボディサイドバック、ヘッドストックには稀少材となる単板ハカランダ、ネックには良質なマホガニー、指板材は高級材となるエボニーと、贅沢極まりないウッドマテリアルとなります。その他としても、アバロンパーフリング、アバロンロゼッタ、アバロンヘッドロゴ、フィギュアドフレイムメイプルによるボディバインディング、オリジナルのゴールドチューナー&エボニーボタンなど細部に渡るまで拘りを魅せつける贅沢な仕様となっております。その中でも特に採用されたハカランダは各所に特徴的な杢目を魅せつける最高峰の材となっており、ルックスだけではなくサウンドにも大きな影響を与えております。
気になるサウンドとしては、ボディ厚がMartin社と比べると若干厚めのスタイルとなり、大きなボリュームはもちろん、非常に深みのある音の広がりは本モデルならではと言ってもいいでしょう。高音域は美しいツヤのある煌びやかさは大きなボリュームで掻き鳴らしても耳に触るような音域は無く、”鈴鳴り”の言葉が良く似合う魅惑のトーンで、また中低域の甘く図太い音抜けは、独自のフィードバック感、極めて長いロングサスティーンとも相まって最高のアコースティックトーンとなっております。上質なハカランダを贅沢にも単板で採用しただけあって、音に雑味が無く、かつ音の奥に味のある枯れたサウンドで、ヴィンテージのように何十年も弾き込まれてきた個体のような熟成されたトーンとなっております。
また状態としては、トップに一カ所打痕が見受けられますが、その他特筆するような外傷も無く、10年以上前の楽器としては素晴らしい状態をキープしております。またパット見わ分かりませんが、指板エンドの両サイド下にサウンドホールの木工クラックがあり、現在はプロのリペアによって裏からシッカリとパッチが当てられるリペアが施されており、演奏には支障ありませんが、リペア歴として記載させて頂きます。その他エンドピン周辺に僅かな塗装クラックが見受けられますが、木工には至っておりません。プレイコンディションとしては、ネックもストレートで反りや捻じれの無い良いコンディションで、トラスの余裕も充分にあり、フレットも9部山程残っております。付属品はオリジナルの樹脂製ハードケースとなっております。
こちら現在では生産を終了してしまった、稀少材ハカランダを贅沢に使用した極上の一本です。新品入手は無理ですが、中古相場も35~45万円で全て完売している人気のモデルです。今回ご案内させて頂く商品も上記リペア歴がある状態で35万円オーバーにて前オーナー様が購入された一本となりますが、今回なんと前購入価格を大幅に下回る大特価にてご案内させて頂きます。前回買い逃してしまった方はもちろんですが、本当に素晴らしい一本ですので、お気になりました方は是非この機会をお見逃しなく。