Martin 0-18 1958年製 Jacaranda FB & Bridge No-Crack & EX++ Condition
稀少な50年代のシングルオー。クラック補修歴無し、ボディトップ&ネックのコンディションも抜群の極上ヴィンテージが入荷致しました。
1833年からと約2世紀近くにも渡る永い歴史を持ち、様々なアコースティックギターブランドの中でも群を抜いてトップに君臨するMartin社。その極上のマーティンサウンドに魅せられたミュージシャンは数知れず、非常に高い人気はもはや不動のものとなっております。
今回ご紹介させて頂くのは、多くのモデルの中でも生産本数の少ないシングルオーの18モデル。特に人気の高い50年代製ながらも、抜群のコンディションをキープした一本になります。
まずその人気のスペックとしては、トップ材には杢目がシッカリと詰まり各所に薄らとフィギュアドも確認出来る極上のシトカ・スプルースを採用。サイド&バックには現在の材とは一線を画す色味が濃く杢目の強い素晴らしいマホガニーを採用。もちろん共に単板です。そして指板&ブリッジにはコントラストが強く黒のラインがハッキリと確認出来る強烈なハカランダ材が採用されております。その他としてはオープンギアチューナー、ティアドロップの鼈甲ピックガード、ロングサドルなどが挙げられます。
そして気になるサウンドですが、一言で言うならば”強烈”そのものです。とてもシングルオーサイズとは思えない、ボリュームのある激鳴りサウンドに驚かされます。ストロークと全体の鳴りが一体化しているかと錯覚するほどの抜群のレスポンスは弾き込まれた歳月のみが可能とするヴィンテージならではのサウンドとなっております。高音域は線のハッキリしたクリアで美しいトーンながらも艶のある旋律を、中域はマホガニーボディならではの甘く暖かなトーンがズンと前に押し出し、低域は芳醇な倍音感で全体をまとめあげながら、空気中に溶けていくようなコクのあるサスティーンでもシッカリと主張。各弦にそれぞれ個性がありながらも、コードストローク時にはお互いを生かす最高のアンサンブルを奏でてくれます。
また60年と半世紀以上の途方も無い歳月が経過しておりながらも、非常に素晴らしいコンディションをキープ。全体的に細かく入ったウェザーチェッキングや、弾き込まれてきたことを感じさせる年式相応の傷こそ見受けられるものの、ヴィンテージマーティンでは珍しい補修歴すら無いノークラックコンディション。加えてトップの浮き沈みも殆どありません。プレイ面に至ってもフレット、ナット、サドルを交換することでプレイアビリティは格段に上がっており、加えてネックコンディションも非常に良好なコンディションをキープしております。ケースはオリジナルではありませんが、ボディ形状にシッカリとフィットする専用ハードケースが付属致します。
他のモデルと比べても特に生産本数が少なく、市場でもなかなか出回らないシングルオーの18モデル。加えて特に人気の高い50年代品&ノークラックの極上の一本となっております。中古市場としてはクラック補修歴のある個体でも40万円オーバーが当たり前で、ここまで良いコンディションであれば50万円前後といった金額が相場ですが、今回こちらコンディションもさることながら、この素晴らしいサウンドを是非プレイヤーの方に手にして頂きたいという気持ちからも、まさかの大特価となるお値打ちプライスにてご案内させて頂きます。お探しだった方はもちろん、お気になりました方は是非この機会をお見逃しなく。