Martin Custom Shop 00-45S Custom 2014年製
Martin Custom Shop 00-45S Custom 2014年製 Premium Grade Sitka Spruce & Cocobolo “Near-Mint Condition”
推定新品価格200万円オーバー!プレミアムグレードのシトカスプルーストップ、レアスペックのココボロ、ハワイアンコアバウンド等、特注カスタムされた一本が極上ニアミントコンディションにて入荷致しました。
1833年からと約2世紀近くにも渡る永い歴史を持ち、数多くのモデルを生み出したMarin社。そのモデルの数字は本来”販売卸値”を示しておりましたが、1880年代にはスタイルを表す数字となりました。そのラインナップの中でも最も高価かつグレードの高い40番台は1898年に仕様が確定し、1904年にはStyle-45にラインナップされます。そしてボディサイズごとにD、OM、000、00、0のモデルに振り分けられます。最上位となるStyle-45は各モデルごと当時のレギュラーラインナップに並びますが、最高峰の材と贅沢なスペックにより高額になりすぎた為、生産数は極めて少なく、高嶺の花として多くのギタリスト達の”夢”のギターとして最高峰に君臨してきました。
今回ご紹介させて頂く一本は、その最上位モデルとなるStyle-45、人気の00サイズをベースにMartin Custom Shopによって製作された特注カスタムオーダーの豪華極まりない一本になります。
その他とは違う豪華スペックとしては、まずボディトップには、Martin Custom Shopの高い品質のストックの中でも厳選に厳選を重ねた最高峰に位置するプレミアムグレードのシトカスプルースを採用。縦の強いラインと横に入るフィギュアドライクなラインは、見ただけでサウンドの良さを確証してしまう素晴らしい材となっております。続いてサイド&バックには、45シリーズの中でも高級ランクに採用されるレアスペックで、非常に稀少かつハカランダにも似たサウンド特性の良いココボロを採用。こちら黒のコントラストが非常につよく、ハカランダ同様に”うねる”杢目を持った極上材となっております。ネックには良質なマホガニーを、指板&ブリッジには杢目の詰まったエボニー材が採用されております。更にはボディトップ&バック、指板、ヘッド突板の全てにハワイアンカーリーコアによるウッドバインディングが施され、そして最高峰モデルである45ラインならではとなる、ボディトップ&ボディバック、ボディサイド、サウンドホール、ネックジョイントサイド~指板まで施された美しいアバロンパーフリング、指板にもソリッドアバロンによるヘキサゴンインレイ、ヘッドはインパクト抜群のアバロン装飾のバーチカルロゴ、ブリッジピンにもアバロンドットが施されております。その他としては、ヘッドはスロテッドスタイルにて、ヘッド突板にはボディ同様のココボロがラミネイトされます。チューナーはヘッドサイド3連×2のオープンギア&アイボロイドボタン、鼈甲柄ピックガード、ナット幅は通常スロテッドヘッドのタイプだと47.6mm規格が多くなりますが、こちらは約44.5mmと14Fジョイントモデル同様のスタイルとなっており、非常に握りやすいネックシェイプとも併せて高いプレイアビリティを誇ります。
そしてサウンド面にも一切の妥協を感じさせない、極上過ぎるトーンを味わせてくれます。正直ここまでの域に達するアコースティックサウンドにはまず出逢うことすら難しく、まるで宝くじに当たったかのような、感動と新たなインスピレーションを感じさせます。高音域はハープやバイオリンとも共通する美しく煌びやかな旋律で、音にシッカリと張りがありながらも、耳に痛い音域は全くの皆無。中域は一本芯が通った前にグイグイ押し出してくるイメージで、ふくよかなアコースティックサウンドとも相まって味わい深い倍音成分を多く放ちます。低域は甘く広がる重厚なサウンドながらに、インディアンローズよりも比重が重いココボロならではの恩恵を受け音の輪郭がぼやけず、以上なまでに長いサスティーンはボディ内部で何層にもなって熟成され、独自のビブラート感によってサウンド全体をまとめあげてくれます。ボリューム的にも00サイズを凌駕しており、オリジナルのヴィンテージ同様に弾き手に与える感動がハンパじゃありません。高いクオリティながらも枯れた奥行のあるトーンで、本当に自分が弾いている音なのかと勘違いするほどに洗練されたサウンドが放たれます。小難しく説明してしまいましたが、”百見は一聴にしかず”と言うべきか、ワンストローク鳴らして頂くだけで、他との次元の違いに驚かされるかと思います。こういった経験は近年物では絶対に味わえない、だからヴィンテージギターに価値があると思っていましたが、その常識を完全に覆してくれました。
最後にコンディションですが、こちら2014年製と既に7年の歳月が経過していながらも、特筆した大きなダメージの無い非常に美しい状態となっております。光にかざしてようやく見えるレベルの極浅&極小の当て打痕や僅かなスレ程度のものは見受けられますが、ありがちな深いピッキングスクラッチやバックルスクラッチ等は一切無く、塗装の艶も新品時と変わらず残っており、年式を考慮してもニアミントと呼ぶに相応しい極上コンディションとなっております。プレイ面としてもネックコンディションは良好でトラスの余裕もシッカリと残っており、フレットに至っては保管に伴う僅かな浅い部分凹みが見受けられますが、チョーキング等で引っかかるような深いものでは無く、トータルとして9部山以上残っております。ケースも勿論オリジナルのハードケースが付属致します。
Martin Custom Shopの特注モデルにつきましては、その内容ごとに新品価格が異なり、またこちら2014年製という事もあり、新品時の販売履歴こそ見つかりませんでしたが、現在同内容でのオーダー価格も考慮しますと、新品時の販売価格は当然のように200万円を超える豪華スペックとなっております。この内容から適正販売金額として140~150万円前後になる一本ではありますが、今回前所有者様からのご厚意もあり、かなりお値打ちな特別大特価価格にてご案内させて頂く事となりました。世界市場で見てもここまで豪華な同スペックの中古品については今後まず出て来ないかと思いますので、家宝となる最高の一本をお探しの方、是非この大チャンスをお見逃しなく。
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◆◇Guitar Shop “Antique”◇◆
JR西川口駅より徒歩1分の好立地&フロア総面積約130㎡。ゆったりとした落ち着きのある販売スペース&試奏スペース、様々なご要望にお応えする設備の整ったリペアスペース、そして商品の状態管理を徹底した在庫スペースを個別におくことで、ワンランク上のショップとして生まれ変わりました。試奏環境はクリーンアンプからドライブアンプまで様々なアンプをご用意し、またリペアマンが常勤しており、ご購入時のお好みのセットアップや充実したアフターフォロー体制を完備致しております。
“Antique”では他には無いサウンドを追及し、ヴィンテージギター、ハイエンドギターを中心としたラインナップで、みなさまの一生に残る大切なギター探しのお手伝いが出来ればと思っております。Fender、Gibson、Rickenbacker、Epiphone、Gretschなどのヴィンテージギター、Paul Reed Smith、Suhr、Tom Anderson、James Tylerなどのハイエンドギター、特別なビルダーによる唯一無二のギターを揃え、皆様にとっての特別なショップになれるよう日々成長していきたいと思います。