Martin D-28 Square Rod 1995年製 Full-Original & Near-Mint No-Crack “One-Owner”

極上コンディションをキープしたワンオーナー品。サウンド重視のスクエアネックの一本が入荷致しました。
 
1833年からと約2世紀近くにも渡る永い歴史を持ち、様々なアコースティックギターブランドの中でも群を抜いてトップに君臨するMartin社。その極上のマーティンサウンドに魅せられたミュージシャンは数知れず、非常に高い人気はもはや不動のものとなっております。
 
ドレッドノートスタイルの歴史としては、1929年にアトランタで活躍していたバンジョープレイヤーであるペリー・ベクテルに14Fボディジョイントのフラットトップギターのオーダーを受け、000（トリプルオー）スタイルのOMが誕生し、その翌々年1931年にマホガニースペックのD-18、ローズスペックのD-28が誕生しました。
 
今回ご紹介させて頂くのは、そのドレッドノートの始祖として、現在に至るまで不朽の高い人気を誇るD-28モデルの1995年製になります。
 
まずスペックとしては、トップ材に薄らとフィギュアドの浮かぶ極上のスプルースを採用。続いてサイド＆バックには柾目かつ黒のコントラストの強い素晴らしいローズウッドを採用。指板＆ブリッジには引き締まった良質のエボニー、ネックはマホガニーとなります。その他ティアドロップ・ピックガード、ダウンベリーブリッジ、マーチンオリジナルチューナーなどが挙げられます。
 
そして気になるサウンドとしては、近年物では決して味わえない22年の歳月によって熟成されたサウンドが魅力の一本。大きなボリュームながらも奥行を感じさせる味わい深いサウンドで、高域はローズボディならではの煌びやかな色気のある美しい旋律と、中域は強く前に主張する芯のあるトーンを、低域はサウンド全体を覆いこむような甘くふくよかなアコースティックならではの広がりを感じさせます。各弦それぞれにキャラクターがシッカリしていながらも、ストロークの際に感じる気持ちの良い立体的なサウンドは流石マーチンと感じさせてくれます。フィンガーピッキングでもストロークでも楽しめる素晴らしい一本です。
 
また状態としては、こちら前オーナー様が新品で購入されたワンオーナー品で、購入当初しばらく弾いた後は、ケース内にて保管され続けた為、僅かなスレ傷程度の素晴らしい状態をキープしております。ありがちなトップの浮き沈みも殆ど見られず、もちろんパーツの変更もありません。ネックコンディションは極々若干の順反りは見られますが反りや捩れ、波打ちなどは無くストレートと言っても良いぐらいです。オリジナルフレットは8部山程で、オリジナルのサドルは一度も削られていない為、セッティング幅は大きく残っております。その他クラック補修歴も無く、22年という歳月を考慮すればニアミントと言っても過言では無い素晴らしいコンディションになります。唯一マイナス点としては本体＆ケースからペット臭がございます。付属品はオリジナルケース、ケースキー、当時のマーチン純正の音叉になります。
 
相場としては25万円前後ですが、ここまでコンディションの良い物となると30万円弱でもおかしくないかと思います。今回こちら本当に素晴らしいコンディションとなりますが、相場を大きく下回る大特価にてご案内させて頂きますので、お探しだった方はもちろん、お気になりました方、早いもの勝ちの価格ですので是非この機会をお見逃しなく。