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Martin D-45 Square Rod 1990年製 Natural No-Crack & No-Repair Near-Mint

Martin D-45 Square Rod 1990年製 Natural No-Crack & No-Repair Near-Mint

¥0価格

驚愕のサウンドを持つマーティン・ドレッドノートの最高峰D-45。人気のスクエアロッド仕様の一本が極上ニアミントコンディションにて入荷致しました。

 

1833年からと約2世紀近くにも渡る永い歴史を持ち、様々なアコースティックギターブランドの中でも群を抜いてトップに君臨するMartin社。その極上のマーティンサウンドに魅せられたミュージシャンは数知れず、非常に高い人気はもはや不動のものとなっております。

 

数多くのモデルを生み出したMarin社。そのモデルの数字は本来販売卸値を示しておりましたが、1880年代にはスタイルを表す数字となりました。そのラインナップの中でも最も高価かつグレードの高い40番台は1898年に仕様が確定し、1904年にはStyle-45にラインナップされます。そして1931年にドレッドノートの”D”シリーズが発表され、1933年には当時のカントリーの大スター、Gene Autryによって初の40番台、D-45が誕生しました。その後レギュラーラインナップに並びますが、最高峰の材と贅沢なスペックにより高額になりすぎた為、1942年までに僅か91本しか生産されず、再生産を開始した1968年以降も、高嶺の花として多くのギタリスト達ののギターとして最高峰に君臨してきました。

 

今回ご紹介させて頂く一本は、ギタープレイヤーであれば一度は手にしたいと願うMartin社ドレッドノートモデルの最高峰D-451990年製になります。生産から28年と4半世紀以上が経過したにも関わらず、新品時とほぼ変わらない極上コンディションをキープした逸品です。

 

まずその豪華スペックとしては、トップ材には数多くのジャーマンスプルースの中でも、ヴィンテージのバイオリン等にも採用されていた、伝説とまで呼ばれるルーマニアン・スプルースをソリッドにて採用。淡い色合いに美しく均整の取れた杢目、横ラインに伸びるフィギュアドなど、見た目からも別格なレジェンダリーウッドです。ボディサイド&バックにはコントラストが強く、ハッキリとした黒のラインが美しい極上のローズウッドを採用。一見してハカランダかとも思える素晴らしい材は、その見た目だけでなくサウンド面にも大きな恩恵を与えてくれます。ネックにはこれでもかという程の美しい柾目取りの厳選されたマホガニーを、指板&ブリッジにはギッチリ杢目が詰まった漆黒の高級材エボニーが採用されております。そして最高峰D-45ならではの細部に渡る豪華な装飾に注目したいと思います。ボディトップ&ボディバック、ボディサイド、サウンドホール、ネックジョイントサイド~指板エンドまで施された美しいアバロンパーフリング、指板にもソリッドアバロンによるヘキサゴンインレイ、ヘッドはインパクト抜群のアバロン装飾のバーチカルロゴ、ブリッジピンにもアバロンドットが施されております。ピックガードはあえて鼈甲ではなくエボニーカラーに合わせたティアドロップのブラックガード、チューナーはMartinロゴの入ったシャーラー製ゴールドタイプが採用されている点も拘りを感じさせてくれます。

 

ルックスや採用された素晴らしい材による豪華スペックに目を奪われますが、何と言っても最高峰の呼び名は、このサウンドにこそあると再認識させるモンスタートーンに驚かされます。たったワンストロークで、箱鳴りをフルに生かした強烈なボリューム、重厚感のある図太い芯、芳醇な倍音感の全てが波のように流れ込んできます。高域はアコースティクにありがちな線の細いチープなイメージは全く無く、シッカリとメロディラインを支える強い芯を持ちながら、マーティン特有のシャリーンとした煌びやかさを感じさせます。中域は甘く優しいキャラクターながら倍音感を多く含む枯れた味わいが内部で熟成されてサウンドホールから飛び出してきます。低域はウッディなヴィブラート感を持ち、リッチな重厚感がありながら、伸びやかなサスティーンと共に空気中に溶けていくような心地よいサウンドを放ちます。また驚きは、一般的にMartinと言えばサウンドの傾向としてクセが強くバンドアンサンブルには合わないといったイメージがある中、こちらの個体に関しては、とんでもなく全体のサウンドバランスが良く、まとまったギターサウンドとして響いてくるため、ソロだけでなくバンドとしても活躍してくれる非常に優秀なサウンドを感じさせてくれます。柔らかな甘いトーンと芯のあるソリッド感を同時に実現させた流石Martin最高峰だと十二分に実感頂ける極上のサウンドと言えるでしょう。

 

そして極め付けはこのコンディションでしょう。1990年製とMartinの歴史で考えれば若くありながらも、既に28年と4半世紀以上の歳月が経過した一本に関わらず、前所有者様の完璧な保管によって、全く経年を感じさせない極上過ぎるコンディションをキープしております。探してやっと見つかるレベルの極々僅かな線スレ程度や極小の打痕こそ見受けられますが、ほぼ新品時と変わりない奇跡的な状態となっております。年式を踏まえればミントと表記してもおかしくありませんが、ヘッドトップの45ペグのワッシャー付近に、テンションによる微細な塗装割れが有ります為、控えめにニアミントとして表記させて頂いております。もちろんパーツ変更歴は一切無く、ありがちなクラックやクラック補修歴もございません。プレイ面としてもネックコンディションは至って良好で、フレットも大きな凹みなく8部山程残っております。ケースも当時のオリジナルのブルーインナーのロゴ入りハードケースが付属致します。

 

Martin最高峰となる高級モデルだけに生産数は少なく、中古市場としてもかなり数は少なくなっております。同モデルの相場としては状態が落ちるものでも60万円前後にて全て即完売しておりますが、こちら素晴らしいサウンドもさることながら、デッドストックにも近い極上ニアミントコンディションをキープした一本であるにも関わらず、まさかの大特価となる超お値打ちプライスにてご案内させて頂きます。ギタリストの夢の一本D-45。お探しだった方もかなり多い人気モデルです。こんなチャンスはそうそうありませんので、お気になりました方は是非この機会をお見逃しなく。

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