Matchless DC-30 1992年製 Shower Curtain Turquoise 117V Pra-Handle
Matchless DC-30 1992年製 Shower Curtain Turquoise 117V Pra-Handle & Blue Light “Owned by USA Pro Guitarist”
アメリカのプロギタリストが愛用し続けてきたガレージ・サンプソン期の抜群のサウンドを誇る一台。Matchless社にてリキャビ&オーバーホールが施された即戦力の一台が入荷致しました。
チューブアンプの中でも名器中の名器との評判高いMatchless。そのマッチレスの名を世に広げたといっても過言ではないフラッグシップモデルDC-30。その中でも1990~1997年頃のマーク・サンプソン在籍時の製作品は、以降のモデルとは別格とされる高いサウンドクオリティにて衰える事の無い人気を誇ります。
サンプソン在籍時中でも自宅のガレージで製作していた所謂ガレージ期となる1991~1993年のプラスティックハンドル&エンボスロゴの最初期DC-30。1993年からはブライトインターナショナルが輸入代理店となり、電源トランスも117Vから100V仕様へと推移します。
今回ご紹介させて頂くのは、ガレージ・サンプソン期となる1992年製の製作品かつ、アメリカのオルタナティブ・ロックバンド”Soul Asylum”でギタリストとして活躍したJustin Sharbono氏が在籍時に主にメインアンプとして愛用し続けた一台。2011年にジャスティン氏がMatchlessに持ち込み、キャビネットを再製作、内部をフィル・ジャミソン氏にオーバーホールを依頼した実戦的かつ特別な一台になります。またこちらの前所有者様はMatchlessアンプだけで40台以上に及ぶ所有歴を持ち、その中でもズバ抜けてサウンドの良い個体という事で大切にされてきた一台になります。
まずそのスペックとしては、サウンド面として評価の高いUSAスペックの117V仕様。もちろんPoint To Point配線。パワー管はEL84×4、チャンネル1にはECC83のプリ管を使用した1964年製のVOX AC-30 Top Boostを基本とします。チャンネル2にはEF86のプリ管を使用し1959年製のVOX AC-30 EF86が基本となります。またMaster Volumeのバイパス時(コントロールのPush⇔Pullで切替え)または大音量時に使うカットコントロールを搭載し、元となるAC-30と比較しても使用環境によってVolumeでサウンドメイクが可能となっております。スピーカーはMatchless特注のCelestionスピーカー×2を搭載し、右側が25W出力、左側が30W出力と異なります。電源トランスには最初期となる1991~1992年のDC-30に搭載された『WTI9458』の型番のトランスが採用されております。また1993年までの仕様としてプラスティックハンドル&エンボスロゴの入ったブランドロゴ、サランネットも1993年までの初期仕様となっております。また上述の通りキャビネットはMatchless社による再製作のリキャビネットとなりますが、1992年当時はカスタムカラーが無く全てGrayカラーとなりますが、こちらは元のオーナーであるJustin Sharbono氏がMatchlessに持ち込み、当時のカラーチャートでも希少なShower Curtain Turquoiseにて仕上げられております。
そして気になるサウンド面ですが、今まで何台かサンプソン期のDC-30を取り扱ってきましたが、その中でも別格と言える極上のブリティッシュサウンドをアウトプット致します。前所有者様も40台以上所有してきた中でもトップクラスのサウンドが故に、ギリギリまで手放せなかったとの事でした。スペックとしてやはり本国117V仕様という点が大きく、この時期ならではのトーンはより芳醇に、身体の芯まで震わせる音圧は流石としか言いようがありません。またピッキングレスポンスが非常に高く、個々のクセやニュアンスがとても気持ちの良い形でアウトプットされます。ブライト経由の100V品と比較しても、倍音感&音圧感が顕著にアップしており、これこそが多くの有名な海外ギタリスト達が愛用し、サンプソン氏が目指した本物のマッチレスサウンドだと断言出来るでしょう。良いサウンドのマッチレスには共通してRick氏のサインが入れられておりますが、勿論こちらもRick氏のサインが製作デイトと併せて入れられております。
最後に状態としては、リキャビという事もあり現状にて目立ったダメージの無い非常にキレイなコレクタブルコンディションをキープ。またリキャビの際にプラハンはオリジナルを流用し、サランとロゴプレートは新しく製作されております。演奏面においても名高いフィル・ジャミソン氏のオーバーホールが施されている事もあり、全くのストレス無く即戦力にてお使い頂けます。
あまりに高い評価を受けるガレージ・サンプソン期のDC-30ですが、現在では国内・海外合わせて全く市場で見なくなってしまう程にて、価格も年々高騰を続けております。現在の相場としては状態等によりますが80~100万円前後と高額にて取引される事が多く、ただそれも頷ける特別なサウンドを誇ります。今回の一台についてはアメリカのプロギタリストが一線で活躍している際に愛用を続け、更には国内のMatchlessコレクターの方が今まで所有してきた中でもズバ抜けてサウンドの良い個体となります為、サウンド=金額で考えれば3桁オーバー当然の一台ながら、前所有者様からのご厚意もあり、現在の適正価格にてご案内させて頂く事となりました。お探しだった方も非常に多いモデルですので、お気になりました方は是非この機会をお見逃しなく。
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