OGINO Guitars OMC "Red" 2018 German Spruce & Cocobolo / H-Mahogany & Ebony
OGINO Guitars OMC "Red" 2018 German Spruce & Cocobolo / H-Mahogany & Ebony w/ Brazilian Rosewood “Dead Stock Mint”
ショップオーダーの為に特別にストックされた極上柾目のココボロを採用して製作されたOMC RED。プロギタリストのライブにてお披露目された一本が、ほぼ未使用のデッドストックコンディションにて入荷致しました。
SUGI CRAFTやSOMOGYI GUITARでの製作経歴を経て、今では数々のギターショーにて高い賞賛を浴びる凄腕ルシアー荻野 裕嗣氏。その手腕により生み出されるサウンドメイクは日本人ルシアーの枠を完全に超越しており、サウンド&ルックス共に一生忘れない強烈なインパクトを叩きつけられます。そのサウンドの素晴らしさを裏付けるべく、バックオーダーは2年分抱えており、市場に出た新品は全て即完売となり、中古市場ではまず出る事の無い”手放せない”ギターとなっております。
今回ご紹介させて頂くのは、稀少なOGINO Guitarの中でも”特別”と呼ぶに相応しい一本。OGINO Guitarsの正規販売店であるBlue Guitarsからのショップオーダー品として3本目となるモデルにて、同店のショップオーダーの為に特別にストックされていた極上柾目のココボロ材を採用し、その妖艶なエキゾチックな赤いコントラストから製作前段階にて”Red”のモデル名が決定します。そして晴れて2018年11月29日に完成し、その2日後12月1日に行われた、プロギタリストである矢後憲太氏のライブにて初のお披露目となりました。その後ファーストオーナー様が即座に購入され、またコレクション目的にて大切に保管されてきた為、新品時と全く変わらない極上のデッドストックコンディションをキープした一本になります。
まずそのスペックとしては、ボディトップには最高品質のジャーマンスプルースが単板にて採用され、均整が取れ幅広い杢目間に加え、角度によってギラつきを変化させる横ラインのフィギュアドライクな貌は、一般的に出回っているジャーマンとの格差を感じさせます。そして本モデルの名前の由来となったボディサイド&バックに採用されたココボロローズウッドですが、ハカランダと同じくマメ科のツルサイカチ属という事もありサウンドの特性も近く、また現在ではワシントン条約附属書Ⅱにも掲載される高級材となります。今回の一本に採用された材は妖艶な赤の強い褐色に、ハッキリとした真っ黒な杢目が走る最高峰グレードの材となり、それを贅沢にも単板で採用し、更にはサウンドホールロゼッタやヘッドの突板にも採用。続いてネックはヴィンテージギター同様ホンジュラスマホガニーの1Pにて、こちらの材も本当に素晴らしく、キレイな柾目の中にもひと際強いフレックライクな杢目も入り、更には薄っすらながら全体的にビッシリとフィギュアドフレイムが浮かぶ極上かつ希少な材が採用されております。指板材にはどのブランドも確保が難しくなった希少かつ高級材となる漆黒のエボニー材を採用。またその他、ブリッジには非常に濃いコントラストかつ”うねる”杢目が特徴的なブラジリアンローズウッドを、ボディトップ&バック共にマッカーサーエボニーで製作されたバインディングを、またその外周にはマルチプライパーフリング、ヘッドストックは3層ラミネイト、ナット裏部分にはネックの強度を上げる独自形状のボリュート、ヘッドバックも突板が貼られ、ヒールキャップと共にブラックカラーにて仕上げられております。その他としてはハイポジションの演奏性&アクセスを向上させるフローレンタインカッタウェイ、サウンドホールの形状に合わせた指板エンド、独自のヘッド形状&センターライン、Gotoh製 510Z Cosmo Blackチューナーにオリジナル製作のマーブルボタン、クリアガード、ナット幅は44.5mm、スケールは641mm、ネックシェイプはオリジナルにて手の小さい方でも不思議としっかりフィットする若干薄手のプロフィールとなっております。
“Red”のモデル名に相応しい美しいウッドマテリアルに目を奪われてしまいますが、一番インパクトを感じるのはこの素晴らしいサウンドです。ワンストロークで、『だからこんなに人気が高い』と納得できる唯一無二のトーンを感じさせてくれます。圧倒的なボリュームは、ただ大きく鳴るというだけではなくギター全体の振動で演奏される立体感のあるニュアンスで、特有のビブラート感が堪りません。中低域の厚みはふくよかさと音の芯がハッキリしており、非常に甘く滑らかに広がる箱鳴り感と、跳ねるようにズンと太く残る沈み込みを共有し、異常な程に長いサスティーンは周りの空気と一体化しながら溶けていく最高のアコースティックサウンドを奏でます。高域も美しい音のハリと煌びやかなツヤ感を持ち、まるでハープのような酔いしれる色気溢れる魅惑のメロディを奏でます。微細なピッキングニュアンスもレスポンス良く反応し、コードストロークにもフィンガーピッキングにもしっかりと対応する万能な一本です。今まで味わった事の無い本当に素晴らしいアコースティックサウンドで、仮にこちらのモデルが昔から存在していたのであれば、その後のミュージックシーンを大きく変えたと言っても過言ではありません。ネット上からも新品時矢後憲太氏によるサウンドデモが確認出来ますが、実際に手にして弾いてみるとそれ以上の感動がございます。
そして最後に状態ですが、上述でも触れました通り、ファーストオーナー様がコレクション目的にて大切に保管されてきた為、新品販売時と殆ど変わらない極上のデッドストックミントコンディションをキープ。神経質に見ればネックバックに薄いスレ傷と浅い打痕が見受けられますが、新品時よりついていたもので、こちらは当時の矢後憲太氏のライブ使用時、または店頭展示の際のものかと推測されます。その他バックルスクラッチはおろかピッキングスクラッチすら無い完璧な状態です。前ファーストオーナー様の演奏時間は僅かに10分以内、適切な温度・湿度にて大切に保管されてきた為新品時と変わらないフィーリングでお使い頂けます。プレイ面としてもネックコンディションは非常に良好で、もちろんトラスの余裕も充分に残っており、フレットに至っても99.9%残っております。付属品も新品購入時のままで、オリジナルのスペックシート、専用工具、サウンドホールをくり抜いた際の材が付属致します。ケースもシッカリと本体を包み込む特注の岩本ケース製の高級ハードケースで、ケースにもオーダーにてブランドプレートが取り付けられております。
新品時の購入価格は特別価格にて約130万円。オーダー店のブログにてオーダー経緯、製作過程やサウンド音源等も確認出来ます。製作数の少なさに反比例して凄まじい人気を誇るOGINO Guitars。特に王道のスプルース&ローズウッド、そしてカッタウェイスタイルのOMCモデルについては新品・中古問わず市場に出れば即売れとなっております。近いスペックの中古相場としては新品時より殆ど値落ちせず100~120万円前後、今回こちらの特別なスぺックかつ極上のデッドストックミントコンディションという点を考慮すれば、3桁を大きくオーバーするのは当然ながら、前ファーストオーナー様からのご厚意もあり、非常にお値打ちな特別価格にてご案内させて頂く事となりました。絶対に間違いの無い一本とはまさにこの一本の事と強くお勧めさせて頂きます。お探しだった方はもちろん、お気になりました方は是非この大チャンスをお見逃しなく。
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JR西川口駅より徒歩1分の好立地&フロア総面積約130㎡。ゆったりとした落ち着きのある販売スペース&試奏スペース、様々なご要望にお応えする設備の整ったリペアスペース、そして商品の状態管理を徹底した在庫スペースを個別におくことで、ワンランク上のショップとして生まれ変わりました。試奏環境はクリーンアンプからドライブアンプまで様々なアンプをご用意し、またリペアマンが常勤しており、ご購入時のお好みのセットアップや充実したアフターフォロー体制を完備致しております。
“Antique”では他には無いサウンドを追及し、ヴィンテージギター、ハイエンドギターを中心としたラインナップで、みなさまの一生に残る大切なギター探しのお手伝いが出来ればと思っております。Fender、Gibson、Rickenbacker、Epiphone、Gretschなどのヴィンテージギター、Paul Reed Smith、Suhr、Tom Anderson、James Tylerなどのハイエンドギター、特別なビルダーによる唯一無二のギターを揃え、皆様にとっての特別なショップになれるよう日々成長していきたいと思います。