Paul Reed Smith 513 2005年製 Blue Matteo w/Brazilian Rosewood Neck & FB "1P Top"
Paul Reed Smith(PRS) 513 2005年製 Blue Matteo w/Brazilian Rosewood Neck & FB /Full-Original 4.35kg EX++ “1P Figured Top”
黒々とした良質なハカランダをネック&指板に採用した初期製作の2005年製513モデルの希少な1Pフィギュアドメイプルトップ。経年白濁以外は使用感の少ない極上美品コンディションにて入荷致しました。
Paul Reed Smith社は1985年創業とギターブランドの中では新しくありつつも、世界的な大物プロミュージシャンを含む多くのギタリストに愛用され、現在ではFender社、Gibson社に肩を並べるほど、高い賞賛とその地位を築き上げました。その高いクオリティのサウンド、芸術品のようなルックス、高い演奏性によるモデルは、エレキギターの新しいスタンダードとして確立されております。
現在までに様々なモデルをラインナップしてきたPRSブランド。そのスペックごとに人気に大きく差が生まれますが、やはり一番の人気はブラジリアンローズウッド(ハカランダ)仕様と言っても過言ではありません。フラッグシップモデルとなるCustom 24に関しても所謂Vintage PRSと呼ばれる初期製作品は全てハカランダ指板を採用。(1991年まで)1996年に発表されたカスタムオーダーシリーズであるPrivate Stockにもその人気の高さから数多くハカランダ材が採用されてきました。その後2003年には各モデル(Custom22、Custom24、McCarty、Santana等)のハカランダ指板スペックとなるBrazilian Seriesが発表され、翌年2004年には贅沢にもそのハカランダ材をネックに採用したModern Eagleモデルと513 Rosewoodモデルが発表されます。
今回ご紹介させて頂くのは、カスタムオーダーラインを除いては最高峰に位置するモダンイーグルシリーズと同時期のリリーズにて、同じくハカランダ材をネック&指板に採用し、新たなピックアップシステムを採用した513 Rosewoodモデルの2005年製。同モデルの中でも極めて製作数の少ない希少な1Pのフィギュアドトップに高い人気を誇るブルーマテオカラー、そして黒々としたハカランダ材をネック&指板に採用した上位モデル。経年による塗装の白濁が全体的に見受けられるものの18年前の一本とは思えない使用感の少ない極上美品コンディションの一本となります。
まずそのスペックとしては、まずPRSの顔ともなるボディトップにはVintage PRSを彷彿させる霜降り系の極上フィギュアドメイプルが採用されておりますが、こちらは通常のセンターブックマッチの2Pトップではなく、1枚物となる1Pトップを採用。この仕様自体が全てのモデルを通して極めて製作数の少ないレアスペックとなっております。フィニッシュには特に人気の高いブルーマテオカラーを採用。ボディバックにはマホガニー、もちろんボディトップ外周にはフィギュアドを活かしたナチュラルバインディング仕様となっております。そして本モデルの最大の特徴でもあるハカランダ仕様ですが、ネックには非常に色濃いコントラストに強い”うねり”を伴う黒の杢目、指板にはネックよりも更に色濃いコントラストの極上のハカランダが贅沢に採用されております。併せてヘッドの突板&トラスロッドカバーもハカランダ仕様となっております。指板インレイも本モデルの為に開発された513バードデザイン、トラスカバーには”513”のインレイワーク、ヘッドにはお馴染みのシグネイチャーロゴがインレイ(それぞれ513ゴールド・マザーオブパール)にて施されております。また細部について、ナットは513モデル専用となるホワイトのスキャロップドナット(現在入手不可)、ネックシェイプはオールドの59スタイルを意識した太目の513プロファイル、チューナーも当時の新デザイン・グロメットとなるPRS Phase IIロック・チューナー、25 1/4”スケール、10”ラディアス、513フレット・ワイアー等々、本モデルならではの特別なスペックが多数挙げられます。
そして気になるサウンドですが、もはやハイエンドの枠を超えた超絶トーンに驚かされます。良質なマホガニー材ならではのコシのあるローミッド&倍音感に、上位グレードの極上フィギュアドメイプルによる唯一無二の絶妙なエッジ感、そして他とは別格の極上のハカランダネック&指板ならではの味わい深い音の奥行&音色は、現行のプライベートストックですらも再現出来ないであろう唯一無二のサウンドへと昇華しております。言わば50年代のレスポールバーストのような太い芯のあるハムサウンドで、かつ音の煌びやかさやロングサスティーンなどのクオリティを持ち、これこそPaul Reed Smithが求めた王道のヴィンテージサウンドとモダンなクオリティの融合だと感じさせてくれます。加えて513独特の幅広いサウンドメイキングを併せ持ち、特に下部にある3wayトーンセレクターが非常に秀逸で、切り替えはHeavy Hum/Clear Hum/Singleとなっておりますが、通常のコイルタップとは異なる純粋なシングルコイル出力を可能とすることで、今までのコイルタップモデルのシングルとは一線を画す素晴らしいサウンドを持ち、まさにオールマイティな一本となっております。
最後に状態としては、この年代のPRSによく見られる症状となりますが、経年により全体的に白濁が出ておりますが、その他ダメージとしては、非常に薄いピッキングスクラッチ、ボディバックの下部とボディサイドに小さな打痕、金属パーツの経年劣化が見られる程度で使用感は非常に少なく、それこそ白濁が無ければ年式を考慮してニアミントと言える程の素晴らしいコンディションをキープしております。パーツ類に関しても変更歴の無いハンダバージンのフルオリジナルにて、付属品もバードタグを始めとした一式が揃っており、もちろんケースもオリジナルハードケースが付属致します。
昨今のコロナ禍&円安に影響により楽器業界は全体的に高騰を続けておりますが、その中でもズバ抜けて高騰をしているモデルと言えばハカランダネック採用の初代モダンイーグルモデルにて、状態の良い個体では250万円前後となっております。今回の513モデルについても同じくハカランダネック&指板採用ということもあり、モダンイーグルモデルから遅れての高騰とはなりますが、現在3桁オーバー当たり前の相場感となっております。今回の一本については、その初期製作の513モデルの中でも非常に希少な1Pトップ仕様、そして上述の通り白濁を除けばニアミントレベルの極上美品コンディションの一本につき、適正価格としては150万円前後になるかと思いますが、こちら前所有者様からのご厚意もあり、通常の2Pトップの使用感のある個体相場と変わらない非常にお値打ちな特別価格にてご案内させて頂く事となりました。間違いなく今後も更なる高騰が予想される一本となりますので、お探しだった方はもちろん、お気になりました方は是非この機会をお見逃しなく。
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“Antique”では他には無いサウンドを追及し、ヴィンテージギター、ハイエンドギターを中心としたラインナップで、みなさまの一生に残る大切なギター探しのお手伝いが出来ればと思っております。Fender、Gibson、Rickenbacker、Epiphone、Gretschなどのヴィンテージギター、Paul Reed Smith、Suhr、Tom Anderson、James Tylerなどのハイエンドギター、特別なビルダーによる唯一無二のギターを揃え、皆様にとっての特別なショップになれるよう日々成長していきたいと思います。