Paul Reed Smith Custom 24 92年製 10Top Vintage Yellow w/Gold Parts & Jacaranda
プライベートストックの前身となるアーティストグレードの材&ゴールドハードウェアが採用された特注オーダーの一本が美品コンディションにて入荷致しました。
今やエレキギターメーカーの中でもFender社、Gibson社とも肩を並べるほどに高い人気を誇るPaul Reed Smith。その人気の土台となるのは、近年のような量産モデルではなく特に高い品質管理が成されていた初期PRS。そのクオリティは現行のプライベートストック以上と言われております。
今回ご紹介させて頂くのは、現在のPRSの高い人気を誇る礎となった初期ファクトリー生産の1992年製 Cutom24。Paul Rees Smith氏本人が実際に製作に携わっている時期であり、なおかつアーティストグレードの贅沢な材&ゴールドパーツが採用された特注製作品となります。
まず何と言っても目を惹くのはこの強烈なインパクトを誇る極上トップ。現在のプライベートストックと同格と言っても過言ではない極上のイーストコースト・ハードメイプルが採用されております。ワイルドの広がるフィギュアドフレイムとフレックを含む縦ラインの杢目は特にクオリティの高い初期PRSの中でも群を抜いております。そしてPRSを代表するカラーであるVintage Yellowフィニッシュは26年の歳月を経ても退色が殆ど見られません。ボディバック&ネックには1Pの良質なマホガニー、指板には目の詰まった黒いハカランダ、指板とのコントラストが映えるマザーオブパールインレイ、また通常この時期アーティストシリーズでしか採用されないゴールドパーツ&レザーハードケースなど、旧工場の特にクオリティが高かったビルダーのプライドが感じられる極上スペックとなっております。
そしてサウンド面としては、ピックアップに王道HFS & Vintage Bassを搭載し近年のものとは一線を画す素晴らしいヴィンテージPRSサウンドを放ちます。ドシンとくる太い低域から煌びやかな広域まで非常にバランスが良く、クリーン~クランチでは特にこの年代の良い個体でしか味わえない音の深味を感じさせてくれます。また歪ませた際にはガラっとそのキャラクターを変え美しいエッジ感のあるディストーションサウンドをアウトプット。稀少ながら使い勝手の悪かったピンスイッチ期よりも、より実践的なロータリースイッチ搭載で幅広いサウンドメイキングを可能とします。
状態としては各所に打痕やポツ傷、スレ等が見受けられますが、特筆するようなバックルスクラッチやピックスクラッチ等は見受けられず、4半世紀以上経過した歳月を考慮すればかなり状態の良い美品コンディションをキープしております。オリジナルフレットの高さも大きな凹み無く約8部山程残っております。もちろんパーツ類の変更もなく、ネックコンディションも良好でトラスの余裕も充分です。
前オーナー様のご購入価格は498,000円(中古)、コレクション目的でのご購入だった為、前回購入時より大きくコンディションは変わっておりませんが、今回こちら市場相場を大きく下回る大特価にてご案内させて頂きます。高騰を続けるVintage PRSの中でも”特別”な一本です。是非この機会をお見逃しなく。