Paul Reed Smith(PRS) Custom 22 ‘13年製 Blue Burst Wrap 10Top 3.0kg
強烈なタイガーフレイムに鮮烈のブルーバーストカラー。人気PU57/08ピックアップが搭載された一本が入荷致しました。
ハイエンドの先駆けモデルとして今やエレキギターメーカーの中でもFender社、Gibson社とも肩を並べるほどに高い人気を誇るPaul Reed Smith。
今回ご紹介させて頂くのはフラッグシップモデルとなる”Custom”の22フレットスペックCustom22。10Topの極上フィギュアドトップにレアカラーのBlue Burst Wrap、そして特に人気の高い57/08ピックアップを搭載した一本になります。
まずスペックとしては、流石10Topと頷ける極上のフレイムラインのフィギュアドメイプルトップにレアカラーとなる人気のBlue Burst Wrapフィニッシュ。ボディバック&ネックもBlueカラーとなりますが、非常に薄いラッカーで仕上げられている為、採用された柾目のキレイな良質なマホガニー材が確認出来ます。また指板材には黒のコントラストが非常に強い素晴らしいローズウッドが採用され、アウトラインの入ったアバロンのバーズインレイが良く映えます。またその他スペックとしてはオープンバックギアチューナーやクリアノブ、そして本モデルのサウンドと要となるピックアップには、1957年にセスラバー氏によって開発された”PAF”を2008年に再現したヴィンテージPAFのインスパイア・ピックアップ57/08が搭載されております。
特に評価の高いこちらのピックアップですが、実際に使用してみるとその人気の高さがハッキリと分かります。非常に広いレンジかつバランスが取れており、PRSの高いポテンシャルをフルに発揮します。広域は非常に煌びやかで角の取れたエッジ感があり、中低域は当たりのレスポールのように深い粘りが特徴的です。また倍音感をシッカリと感じさせるサスティーンもこのピックアップの魅力と言って良いでしょう。サウンドの特徴としてオリジナルのPAFの遺伝子をしっかりと受け継いでいるのも、Gibson社が1950年代当時使用していたオリジナルのヴィンテージ・ワインディングマシンを採用して製作されたという点も大きくあるかと思います。
また、ネックグリップはワイドファットから引き継がれたパターンシェイプですが、太目のグリップながら、握った感じで違和感を感じることなく、高い演奏性かつ、サウンド面での太い音抜けを実現しております。そして何より当たりの個体だと感じさせるのは総重量約3.0kgという奇跡的に軽量な一本で、長時間のプレイのストレスも全く感じさせないでしょう。
状態としては全体的に小さな打痕やスレが多く見受けられますが、抉るような強いバックルスクラッチや大きく塗装を剥がすようなダメージは無く、6年弾き続けられたとしては比較的キレイなコンディションをキープしているかと思います。プレイにあたってはネックコンディションは良好でトラスの余裕もあり、フレットも8部山以上残っておりますので、これからもガンガン現場で活躍してくれる一本になるでしょう。
フラッグシップモデルであり王道の22F仕様でありながらも、意外と生産数の少ないCustom22モデル。更に稀少なBlue Burst Wrapフィニッシュに加え57/08ピックアップ搭載品ともなれば、現在市場には同仕様の物は無くこちらの一本のみとなります。稀少スペックの一本ですので、お探しだった方は是非この機会をお見逃しなく。