Paul Reed Smith(PRS) McCarty Archtop Artist #31 1999年製 Teal Black w/BZF 2.79kg “

Paul Reed Smith(PRS) McCarty Archtop Artist #31 1999年製 Teal Black w/BZF 2.79kg “Near-Mint”
Joe Knaggs氏が注力し、PRS本人に”芸術作品”とまで言わせた、プライベートストック同様に当時の特注オーダーのみとなる超稀少モデル。極上ニアミントコンディションにて入荷致しました。
 
Paul Reed Smith社は1985年創業とギターブランドの中では新しくありつつも、世界的な大物プロミュージシャンを含む多くのギタリストに愛用され、現在ではFender社、Gibson社に肩を並べるほど、高い賞賛とその地位を築き上げました。その高いクオリティのサウンド、芸術品のようなルックス、高い演奏性によるモデルは、エレキギターの新しいスタンダードとして確立されております。
 
今回ご紹介させて頂くのは、Private Stock以外には1998～2001年の僅かな期間極少数生産されていたMcCarty Archtopの特注オーダーモデルであるMcCarty Archtop Artist。ベースとなるのはメイプルトップのMcCarty ArchtopⅡですが、こちらにハカランダの指板＆突板、トラスカバー、ペグボタンを採用し、ゴールドハードウェア、14Kアウトラインのアバロンバーズインレイ、ボディトップ＆バックには最上位のArtistグレードのフィギュアドメイプルを採用した、贅沢極まりない最高の一本になります。
 
こちらは当時のPrivate Stock総責任者Joe Knaggs氏が注力していたモデルであり、Paul Reed Smith氏本人も"A piece of art that doubles as a musical instrument"（楽器ながらに芸術作品としての側面も持っている）とコメントするよう、アーチトップモデルの最高峰であり、プライベートストック同様に当時の特注オーダーのみで入手可能な超稀少なモデルとなります。
 
まずそのスペックとして、PRSの顔とも言うべくメイプルトップは、Private Stockグレードと並ぶ最高峰のArtistグレードの極上のフィギュアドフレイムメイプルが採用され、芸術的なアーチド仕上げとなっております。また加えてボディバックもトップ同様のグレードのフィギュアドメイプルにアーチド仕上げとなる拘りのスペック。ボディトップ＆バック共にフィギュアドを生かしたナチュラル（スクラップド）バインディング仕様となっております。ボディは他のHollow Bodyモデルと比較しても倍程の厚みを持つ厳選された良質なマホガニー材を贅沢にも一枚板から削り出し、ブリッジ下部のみを除いてくり抜いて製作された一体型の特別な工法にて製作されております。フィニッシュカラーもプライベートストックやドラゴンモデルにも採用された、カタログ外のレアカラーとなるTeal Blackを採用。ブラックカラーというよりもTeal（青緑）カラーにBlackの深みを加えた壮大なカラーリングで、極上のフィギュアドメイプル、アーチドトップのボディラインと併せてまさに芸術的な仕上がりとなっております。またフィニッシュはボディトップだけでなく、ボディ全体＆ネックバックもマッチングフィニッシュとなっております。続いてネックにも厳選された素晴らしいマホガニー材を採用し、50年代ジャズギターを感じさせるワイドファットのシェイプを採用。指板には初期PRS同様にコントラストの強い良質なハカランダを採用し、ポジションマークには美しい発色のアバロンで製作されたバーズインレイに14Kのアウトラインを纏った豪華なルックスを誇ります。その他としては、指板同様にハカランダにて製作されたヘッドベニア、トラスロッドカバー、ペグボタン、ヘッドのブランドロゴはアバロンのシグネイチャーロゴとなっております。チューナーはPRSロゴの入ったノンロックタイプ、ブリッジはオクターブ調整可能なストップテイルピース、ハードウェアはゴールドで統一等、贅沢極まり無いスペックが確認出来ます。
 
そして気になるサウンド面ですが、まず生鳴りだけでも素晴らしい鳴りを感じさせます。通常のホロウボディモデルよりも、より深胴になっている点からの心地良い箱鳴りと重厚なフルアコトーン、削り出しボディならではの音のハリも本モデルならではでしょう。今までに他の深胴Archtopモデルを取り扱ってきましたが、厳選されたアーティストグレード材とハカランダによる恩恵は極めて大きく、音の深みがあからさまに異なります。搭載されたピックアップには本モデルの為に開発・製作されたArchtopハムバッカー×2を搭載。当時のオプションにてピエゾ搭載スペックもありましたが、こちらはピエゾ無しにて、基盤が入らない分、より素直な美しいホロウサウンド特有の響きが愉しめます。サウンドキャラクターとしてはメロウなヴィンテージライクなトーンが魅力の一本で、ホロウスタイルでありながらも音の芯をしっかりと残し輪郭を崩しません。ジャズプレイヤーの方にはこれ以上無いと言える程にサウンド面でも最高峰モデルだと感じさせる極上品です。
 
状態としては、非常に細かなスレやポツ打痕程度などの軽微なダメージこそ見受けられるものの、22年前の製作品という年式を考慮すればニアミントと呼ぶに相応しい素晴らしいコンディションをキープ。塗装の艶もシッカリと残っており、ゴールドパーツの経年劣化も少なく、フレットも大きな凹み無く8～9部山残っております。パーツ類についてはコンデンサ交換（オリジナル付属）、ポット交換にてフロントのみタップ出来るような配線に変更されております。（オリジナル同様の配線にご変更ご希望の場合には別途お申し付け下さい。）その他はフレット＆ナットを含め全てオリジナルをキープしております。付属のケースもアーティストシリーズ専用となるレザーハードケースが付属致します。プレイ面としてもネックコンディションは良好で、トラスロッドも左右ともにシッカリと余裕が残っております。
 
こちら1999年製にて通し番号#31と、少なくとも1998年の1年間では30本未満の製作本数というのが分かりますが、市場流通数は極端に少なく、また世界中のPRSコレクターが探している激レアモデルの為、市場に出たとしても即完売となっております。国内での販売履歴では今までに1～2本ありながら金額までは確認出来ず、海外ショップでの販売履歴ではこちらより状態の劣るものでも100万円オーバーにて販売されておりました。今回こちら超稀少モデルという点に加えて、カタログ外のレアカラー、ニアミントコンディションと、当然3桁超えでもおかしくない中、前所有者様からのご厚意により、まさかの特別価格にてご案内させて頂く事となりました。世界市場で見ても入手不可となるスーパーレアピースとなりますので、お気になりました方は是非この機会をお見逃しなく。
 
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“Antique”では他には無いサウンドを追及し、ヴィンテージギター、ハイエンドギターを中心としたラインナップで、みなさまの一生に残る大切なギター探しのお手伝いが出来ればと思っております。Fender、Gibson、Rickenbacker、Epiphone、Gretschなどのヴィンテージギター、Paul Reed Smith、Suhr、Tom Anderson、James Tylerなどのハイエンドギター、特別なビルダーによる唯一無二のギターを揃え、皆様にとっての特別なショップになれるよう日々成長していきたいと思います。