Paul Reed Smith(PRS) Paul's Guitar BZF 2013 Refinished by Paul Miles
Paul Reed Smith(PRS) Paul's Guitar BZF 2013 Refinished by Paul Miles at 2016 Guitar Show “One-Off Private Stock Color”
Private Stockの総責任者Paul Milesが2016 Tokyo Guitar ShowにてワンオフのPSカラーにて再塗装が施された特別なハカランダ仕様のPaul’s Guitarが入荷致しました。
2009年。創業者でもあるPaul氏はギター製作の現場に戻り、莫大な過去のデータや経験などから試行錯誤を重ね、ついにPaul氏の集大成とも言うべく新たなシリーズを誕生させます。そのモデルはギタリストでもある自身の為にまずPrivate Stockとして生み出され、後にそのスペックを引き継ぎ、2013年より自身の名前を冠したPRS氏シグネイチャーモデルとなる”Paul’s Guitar”シリーズが発表されます。
特注カスタムオーダーラインとしてPRSにおける最上位モデルとなる、言わずとしれたプライベートストック。そのプライベートストックチームの総責任者を務めるPaul Miles(ポール・マイルズ)氏。自身も他を圧倒する卓越した技術と高いセンスにてプライベートストックチームでチーフクラフトマンとして多くの芸術作品を生み出し、特に塗装に関しては、ステイン(着色)の魔術師の別名を持ちます。
今回ご紹介させて頂くのは、Paul’s Guitarの初年度製作品かつ、真っ黒なハカランダ指板を始めとした、他とは一線を画す厳選された極上のウッドマテリアルを誇る一本をベースに、日本の正規代理店であったコルグの企画にて、2016年のTokyo Guitar ShowのPRSブースで、Paul Miles氏による実演リフィニッシュが施された、Private Stockカラー同様にワンオフにて仕上げられた特別な一本になります。
まずそのスペックですが、製作初年度ということもあってか、採用された材のグレードの素晴らしさに驚かされます。PRSの顔とも言うべくボディトップのメイプル材には、グラマラスなカーブトップにも関わらず、ハッキリと鮮やかに浮かび上がる極上のフィギュアドフレイムメイプルを採用。両サイドは初代モダンイーグルモデルにもよく見られる2トーン材であることが見受けられます。ボディバックにはフィギュアドライクなギラつきを持った極上のマホガニーを採用。ネックには全てのPRSモデルの中でも、まず見られない非常に希少な”うねり”を持った杢目取りをされたマホガニーが採用されております。指板材に採用されたブラジリアンローズウッドにおいても、一見してエボニーかと思える程にコントラストが非常に強い真っ黒な極上材が採用されており、新たなスタイルであるブラッシュストローク・バードインレイが施されております。そしてフィニッシュカラーですが、元々はCopperカラーとして出荷された一本ですが、上述の通り2016年のTokyo Guitar Showにえポール・マイルズ氏によってリフィニッシュが施されます。ブースに用意されていたPrivate Stockカラーより着色された旨の記事が確認出来ますが、Red Tiger系の非常に深みのある渋いレッドカラーと極上のフィギュアドトップのマッチングは秀逸で、まさに芸術と呼ぶに相応しい仕上がりとなっております。その他としては、ブラジリアンローズウッドのヘッド突板にアイボロイドのブランドロゴ、ブラスインサートのストップテイル、チューナーはアルミニウムボタンのオープンギアPhase III ロッキングチューナー、ジャンボフレットの22F仕様、Patternネックシェイプ、総重量は約3.32kgと非常に軽量な個体という点も嬉しいポイントです。またヘッド裏にはプライベートストックの記載方法同様に『REFINISHED BY PAUL MILES AT TOKYO SHOW 11・4・16』の記載とPaul Miles氏のサインが入れられております。
そして気になるサウンドですが、まず生鳴りだけでも採用材のポテンシャルを感じさせる素晴らしい鳴りを誇ります。軽いストロークでもボディ振動がネックを抜ける際に膨張するイメージにて、よく響き、心地良い倍音感とロングサスティーンが感じられます。搭載されたピックアップはPaul's Guitarの為に設計・開発されたPaul’s Guitar 408Narrowピックアップ×2のエスカッションマウント、サーキットはボリューム、トーン、3wayセレクター以外に、ミニスイッチで個別にタップできるSignatureサーキットを採用。サウンドキャラクターとしては、シッカリと音自体の芯を残し、美しく煌びやかな中にも味わいのある深み、前に押し出してくるローミッドが重厚で、上質なハカランダを始めとする採用材による恩恵を大きく感じられます。独自のコントロールはマスターボリューム&マスタートーンに3wayセレクターとシンプルながらも、ピックアップそれぞれに独立したタップスイッチを搭載することによって4つのコイルから8通りの組み合わせを可能とし、かなり多彩なサウンドメイキング幅が魅力です。またこちらのタップサウンドが非常に秀逸で、タップ(シングル切替)した際の音圧差が殆ど感じられず、プレイ中に切替しても全体のパワーバランスが崩れることもありません。力強く抜ける芯のある太いテレキャスターサウンドにロックなエッジ感を加えたようなサウンドイメージが受け取れます。
状態としては、こちらの個体のサウンドの良さを裏付けるよう、弾き込まれてきた使用感のあるプレイヤーズコンディションにて、各所にスクラッチや打痕等の小傷が多く見受けられます。またボディバック&ネックには全体的に白濁が見受けられます。演奏面においてはネックコンディションは良好でトラスロッドの余裕もしっかりと残っており、電装系のトラブルなく、フレットも目立った部分減りもなく8~9部山程残っております。付属品としては、イーグルタグや、ハカランダの輸入証明書となるCITES、専用工具を始めとする一式(画像参照)、ケースはプライベートストック同等となる豪華なペイズリー柄&ゴールド金具のオリジナルハードケースが付属致します。
Paul’s Guitarモデルの中古相場としては、レギュラーモデルでも50~55万円前後、ブラジリアンローズウッド指板仕様にて65~75万円前後となっております。更に今回の一本については、Private Stockの総責任者であるPaul Miles氏の特別なフィニッシュが施された、まさにプレミアムな高い希少価値を誇ります。市場にまず出てこない特別な一本につき、過去販売歴こそ見当たらないものの、適正価格は80~90万円前後と予想されますが、こちら上述の通り、それなりに使用感のあるプレイヤーズコンディションという事もあり、レギュラーモデルの中古相場と大きく変わらない非常にお値打ちな特別価格にてご案内させて頂く事となりました。この期を逃せば二度と手に入らないと言っても過言ではないプレミアムな一本ですので、お気になりました方は絶対にこのチャンスをお見逃しなく。
※2016年のTokyo Guitar Showのブースでは、中古品の持ち込みが行われていなかった事より、コルグがこちらの企画に使用する為にストックしていた新品商品をPaul Miles氏にステインをオーダーし、ブースで塗装を実演されてから新品販売した商品と予想しております。
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