Paul Reed Smith (PRS) Private Stock Brazilian #8003 McCarty 594 ‘17年製

Paul Reed Smith (PRS) Private Stock Brazilian #8003 McCarty 594 ‘17年製 Red Tiger Smoked Burst Hand-Select “Near-Mint”
Golden Eagleディーラーによる現地厳選材にて製作された特別な極上オーダーモデル。新品時と大きく変わらない極上ニアミントコンディションにて入荷致しました。
 
ハイエンドの先駆けモデルとして今やエレキギターメーカーの中でもFender社、Gibson社とも肩を並べるほどに高い人気を誇るPaul Reed Smith。
 
特注カスタムオーダーラインとしてPRSにおける最上位モデルとなる、言わずとしれたプライベートストック。一言にプライベートストックと言えども、そのオーダースペックによって大きく価値が異なります。今回ご紹介させて頂く一本は数少ないプライベートストックの中でもGolden Eagleディーラーによって現地厳選材の採用、そして豪華極まりないスペックがふんだんに取り込まれた極上中の極上の一本。
 
ベースモデルとなるのはMcCarty 594モデル。生ける伝説となるTed McCarty氏のオマージュモデルをPaul Reed Smith氏本人が所有する1950年代のヴィンテージレスポールのスケールが24.594インチという点から生まれたニュースタイル。ジョン・メイヤーとのリレーションシップも多くフィードバックされており、ジョン・メイヤー本人に「ヴィンテージ・ギターの様な音色とスピリットを持ちながらテクニカル面でも優れているギターである」と言わせる洗練されたモデルです。
 
今回の一本については、そのMcCarty594をベースとするも、Private Stockならではの極上スペックをふんだんに採用した唯一無二の極上品。まずPRSの”顔”ともなるボディトップには、強烈過ぎるビッグリーフのキルテッドメイプルを採用。加えてロックテイストの”紅蓮の業火”を彷彿させるRed Tiger Smoked Burstカラーはキルトとの相性抜群で見た目のインパクトだけでも他とは一線を画すトップ材となっております。ボディバックには縦ラインのフィギュアドに加え横ラインに強烈なフィギュアドが浮かぶ、他ではまず見かけることすら無い非常に稀少なマホガニー材が採用されております。加えてバック部のパネル×2はバック材をくり抜いた材をそのまま加工した特別なパーツを使用しております。続いてネックですが、こちらはボディのフィギュアドとはまた異なるビッシリとフレイムが浮かぶ素晴らしいフィギュアドマホガニーを採用。またボディバック＆ネックの仕上げもSmoked Burstフィニッシュとなり、エッジ部にアクセントの効いたルックスに仕上げられております。極め付けに指板材はワシントン条約により年々入手困難となるハカランダ（ブラジリアンローズウッド）が採用されますが、こちらも杢目がシッカリと詰まった真っ黒な極上材となっております。こちら採用材だけでも驚きの極上材となりますが、まだまだ拘りのスペックが多数取り入れられます。指板インレイには特に発色が良くピンクカラーが際立つ”Pink Heart Abalone”を使用したバーズインレイで14金ゴールドのアウトラインが施されます。ヘッドもボディ同様のマッチングキルト＆カラーにてPrivate Stockを象徴するイーグルインレイも”Pink Heart Abalone”&14金ゴールドアウトライン仕様。ボディバインディングはナチュラル（スクラップド）仕上げ、ネック＆ヘッドバインディングはフィギュアドフレイムメイプルが使用されます。ブリッジにはオクターブ調整を可能とするアジャスタブル・ストップテイルを搭載、チューナーはオープンギアタイプとなるPhaseⅢロッキングチューナーを、そしてロッドカバー＆ペグボタン＆エスカッションに採用されたウッドパーツは全て指板材同様の極上ハカランダによって製作された特別なパーツで、更にアップグレードとしてセレクタートグルチップ＆コントロールノブはドイツHailwood社製のハンドメイドにて、コントラストの強い良質なマダガスカルローズウッドパーツに交換されており、コントロールノブに至っては上面部にアバロン・バーズのインレイワークが施されております。（オリジナルのトグルチップ＆ランプシェードノブも付属。加工等無しですぐにオリジナルパーツにも戻せます。）
 
他とは一線を画す芸術的な豪華スペックに目を奪われがちですが、その最高峰のウッドマテリアルから放たれるサウンドもプライベートストックの中でも群を抜いて素晴らしいサウンドをご堪能頂けます。ピックアップにはTed McCarty氏拘りの人気PUである85/15のカバードバージョン58/15に改良を加えた58/15 LTピックアップを搭載し、ハイエンドらしい高いクオリティとヴィンテージライクなトーンキャラクターをもっております。クリーン時には、ウッドマテリアルを120%生かし倍音成分をタップリ含んだ澄み渡る中に味がある極上のパフォーマンスを発揮し、またドライブアンプで激しく歪ませた際にもその輪郭を崩さないだけでなく、音に奥行きのある粘りが本当に素晴らしいサウンドを放ちます。バンドアンサンブルにも埋もれることなく、しっかりとギターパートを感じさせてくれるでしょう。また3wayセレクター＆4コントロールに加えてフロント＆リアともに独立したコイルタップを搭載し、かなり幅の広いサウンドメイキングを可能としながらも、どのセッティングでも実用的かつ正確なプレイアビリティを発揮します。PRSの意図するハイエンドたる高技術のクオリティと弾き込まれたヴィンテージギターのようなフィーリングも味わえる本当に素晴らしい一本です。
 
そして状態としては、特筆するようなダメージは一切見受けられませんが、かなり神経質になって確認すれば、ボディバックに布スレのような薄いスレ跡、ピックアップ横に薄いピッキングスクラッチ、エンドピン横にペン先で突いたような極小ポツ打痕、ピックアップカバーに極々僅かなくすみが確認出来ますが、どれも目立つレベルではなく、表記としてはニアミントに相応しい極上コンディションとなっております。もちろんパーツ変更・リペア歴も無くプレイ面としてもネックコンディションは非常に良好でトラスもシッカリと余裕が残っており、フレットは僅かな部分減りがあるものの、凹みレベルでは無く9.5部山以上残っております。付属品に関しては認定書やサイテス（ワシントン条約規制品の輸入証明）を始めとする書類一式が揃っております。（画像参照）
 
スペックから推測するところ、新品時の価格は150万円前後であったかと予想されます。こちら上述の通り、4年前の製作品ながらコレクション目的にて大切に保管されてきた事が伺える、素晴らしいコンディションをキープしております。今回こちらここまでの極上品ながらもまさかの3桁の大台を大きく切ったお値打ち価格にてご案内させて頂きますので、お気になりました方は是非この機会をお見逃しなく。
 
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“Antique”では他には無いサウンドを追及し、ヴィンテージギター、ハイエンドギターを中心としたラインナップで、みなさまの一生に残る大切なギター探しのお手伝いが出来ればと思っております。Fender、Gibson、Rickenbacker、Epiphone、Gretschなどのヴィンテージギター、Paul Reed Smith、Suhr、Tom Anderson、James Tylerなどのハイエンドギター、特別なビルダーによる唯一無二のギターを揃え、皆様にとっての特別なショップになれるよう日々成長していきたいと思います。