Sadowsky NYC Standard 4st 1993年製 Dark Cherry Sunburst EX+++ w/D-Tuner
初期1000番台に加え、極上キルトトップ、ゴールドハードウェア、D-Tuner搭載の極上品!ニアミント手前の抜群のコンディションです。
1979年に独立し1980年代初頭に独自のブランドを立ち上げ、現在に至るまで多くのミュージシャンから高い支持を受けるSadowsky Guitars。現在ではNYC以外にTYOや廉価版のMetroLineなどが発表されていますが、中でも最初期物と称される90年代前半までのものは現在販売されているものとは別ブランドかと思うほどに高いクオリティを誇り、そして多くのギタリストからも高い評価を得ております。
今回ご紹介させて頂くのはシリアル1000番台となる初期のハイエンドスタイルの4弦ベース。加えて極上のキルトトップにパッシブ⇔アクティブ切替、ゴールドハードウェア、HIP SHOTのD-Tuner搭載の極上スペックなります。
まず特筆させて頂きたいのはこの材のマテリアルでしょう。初期のものに関しては稀少材がふんだんに使われる事が多くありますが、この非常に美しいキルトトップは見た瞬間に心まで奪われる極上のメイプルが採用されております。加えてバック材には杢目の強いアッシュ材を採用。またネック材にはトーン重視となる板目取りのメイプルに指板には黒の杢目が強い良質な稀少材パーフェローを採用。とにかく材のマテリアルがハンパじゃありません。
加えてサドウスキーのお家芸となるパッシブ切替えも可能なアクティブサーキットを始め、コントロール部にはMaster Vol, PUバランスコントロール、2EQ(Treble・Bass)と幅広いサウンドメイキングを可能とします。また当時のオプションであったD-Tuner搭載に加え、ゴールドハードウェアスペックなど豪華かつ実践的な仕様となっており、まさに90年代ハイエンドベースの頂点とされるSadowsky NYCの名に相応しい一本となっております。
そして気になるサウンドは、驚愕の一言に尽きます。まず生鳴りだけでもその一体感の良さに驚きます。ピッキングがそのままネックに抜けていく鳴りは左手の痺れが物語ってくれます。また一度アンプに繋げば、濃密かつ重厚感のあるローミッドが非常に強い芯を持って、かつ音の輪郭を崩す事のない素晴らしいトーンとなって放たれます。パワーのあるプリアンプとの相性も良く、ワイドレンジながらも個性を発揮するハンドメイドならではの高いクオリティを感じさせてくれます。またサウンドレスポンスも非常に良く、弾き手にストレスを感じさせないどころか様々なプレイスタイルに対応した、まさにハイエンドベースの理想形となる一本です。
加えて状態も非常に素晴らしい。24年前となる一本ですが、極々僅かなスレのような小傷は見受けられるものの、ゴールドパーツの劣化も少なく、気になるマイナス点で言えばトラス調整部にドライバーをあてがった際の打痕が見受けられ、ナットに補修歴がみられる程度です。年式も考慮してニアミント手前と言った極上のコンディションをキープしております。その他プレイにあたって、ネックコンディションは良好、フレットは一度擦り合わせされておりますが6部山程度、トラスは締める方向に固くはなっていますが、左右15度ずつの稼動は確認しております。パーツ類に関してはポット交換があるものの他は全てオリジナルパーツをキープ。ケースは持ち運びの良いオリジナルのソフトシェルケースが付属致します。
通常初期Sadowsky NYCのこの極上スペックであれば、余裕で40万円オーバーが相場にはなりますが、只今当店のアニバーサリーセール中につき、大特価にて御案内させて頂きますので、お探しだった方、お気になりました方、是非このチャンスをお見逃しなく。