Sadowsky NYC Vintage S Style Sunburst 1989年製 EX+++ Condition
初期80年代!非常に軽量ながら杢目の素晴らしいアッシュが採用された極上の一本が入荷致しました。
1979年に独立し1980年代初頭に独自のブランドを立ち上げ、現在に至るまで多くのミュージシャンから高い支持を受けるSadowsky Guitars。現在ではNYC以外にTYOや廉価版のMetroLineなどが発表されていますが、中でも最初期物と称される80年代のものは現在販売されているものとは別ブランドかと思うほどに高いクオリティを誇り、そして多くのギタリストからも高い評価を得ております。
今回ご紹介させて頂くのはシリアル600番台の1989年に製造されて初期のストラトタイプ、Vintage S Style サンバースト&ローズ指板の一本になります。
まず特筆させて頂きたいのはこの材のマテリアルでしょう。初期のものに関しては稀少材がふんだんに使われる事が多くありますが、ここまで素晴らしいアッシュ材が採用されたモデルはまず無いでしょう。全体的にハッキリとした杢目が強く、部分的にはベアクローのようなフィギュアドも浮かび上がる極上材!加えてアッシュボディに関わらず約3.1kgとなる超軽量な個体です。ネックはヴィンテージにも多く見られるトーン重視とされる板目取りのメイプルネックに黒の杢目が強い良質なローズウッド指板。とにかく材のマテリアルがハンパじゃありません。
そしてソリッドギターにアコースティックの要素を加えるというサドウスキーのお家芸となるパッシブ切替えも可能なアクティブサーキットを始め、5wayセレクター、シュパーゼル・ロッキングチューナー、ブースト・タップなど、まさにストラトキャスターを進化させたと称するに相応しい一本に仕上がっております。
気になるサウンドとしてはシングルコイル・ピックアップとは思えないノイズレスなハイクオリティサウンドは、クリーンでの美しく煌びやかなトーンから、エフェクターやゲインアンプとの相性抜群のエッジの効いたドライブサウンドまで幅広く対応します。またブースト搭載により、更なるサウンドメイキングを可能とします。近年の同モデルと比較しても、弾いた瞬間に分かる”音”の質は流石初期物だと感じさせてくれる逸品です。
状態としては30年近くが経過したとは思えない極上のコンディションをキープ。薄いバックルスクラッチや若干の小傷こそ見受けられるものの、ニアミント手前と言った素晴らしい状態となります。パーツ類はポット、セレクター、ジャック、バッテリースナップがTweed Tone社 Cryogenic Treatment Partsに変更されておりますが、オリジナルも付属致します。ケースは当時のオリジナルのギグバッグが付属致します。(ハードケースは撮影用の物となります)
当時の高いクオリティを維持する為の生産数の少なさからも、まず市場ではお目にかかることの無い激レアな80年代Sadowsky NYCです。サウンド、演奏性、ルックス、コンディションとどれを取っても素晴らしい一本ですので、お探しだった方は是非この機会をお見逃しなく。