Sadowsky Tokyo RJ ‘01年製 Natural w/Active Control 4.3kg Light Ash Body
初期TOKYOロゴの国産サドウスキージャズベース。軽量なアッシュが採用された抜群の鳴りを誇る一本が入荷致しました。
1979年に独立し1980年代初頭に独自のブランドを立ち上げ、現在に至るまで多くのミュージシャンから高い支持を受けるSadowsky Guitars。実際にSadowsky NYCでビルダーとして活躍した日本人ビルダー菊池嘉幸氏によって新たに立ち上げられたブランドSadowsky Tokyo。その菊池氏の手によって同工程、同パーツを使用し、NYCと変わらないクオリティで仕上げられ、世界で唯一ロジャー・サドウスキーから”Sadowsky”冠を付することを認められました。エレキギターの発表は2007年ですが、エレキベースはそれよりもかなり古い1990年に発表されました。
今回ご紹介させて頂くのは、TYOロゴになる前の初期TOKYOロゴ期のサドウスキージャズベースモデルRJの2001年製になります。
まずそのスペックとしては、同モデルでは4.5~5.0という個体が多い中、こちらは軽量なアッシュ材が採用され、その重量は約4.3kgとプレイヤーの方には嬉しい軽量な個体となっております。フィニッシュはベアクロウのような特徴的な杢目を生かすナチュラルカラーでブラックパーツとマッチしたルックス。ネック材にはメイプルオンメイプルの貼りメイプル仕様にホワイトのブロックポジションマーク。ヘッドには初期のTOKYOロゴ、チューナーにはSadowskyオリジナルのオープンギアチューナーが採用されております。
サウンド面としてはSadowsky拘りのオリジナルピックアップにプリアンプ搭載のアクテブコントロール仕様となっており、マスターボリューム、ピックアップバランサー、トレブル/ベースの2バンドイコライザーで、ベースコントロールポットにプリアンプオン/オフスイッチのコントロール構成となっております。サウンドの傾向としてはマーカスミラーファンには堪らない、パンチが強く明瞭なヴィンテージライクなサウンドとなっております。まさに狙いの通り70年代のサウンドを取り入れつつ、前衛的なサウンドメイキングを可能とした、ハイエンドの名に相応しいハイクオリティなサウンドが魅力の一本となっております。
状態としては全体的に打痕やスクラッチ等が多く見受けられますが、ナチュラルカラーということもあり、目立ちにくくなっております。ネックはネックバックに黒ずみや指板面の若干の変色など、弾き込まれ続けてきたことを物語っておりますが、プレイ時に引っかかるようなダメージ等は無く、ジャズベモデル特有のスリムネックということもありプレイアビリティは抜群です。またフレットはリフレットされており、僅かな部分減りこそあるものの、大きな凹み等は無く現状で8~9部山となっております。プレイ面としてネックコンディションは良好でトラスの余裕もあり、電装関係のガリ等もございません。付属品はスペックの入ったCOA、ケースはオリジナルのギグバッグが付属致します。
その高いコストパフォーマンスからも、中古市場でも常に人気が高く、相場としては16~20万円前後となっております。今回こちらプレイヤーの方には嬉しい軽量個体ではありますが、それなりに使用感がございます為、相場を大きく下回る大特価にてご案内させて頂きます。この価格帯のジャズベースモデルの中では群を抜いてコストパフォーマンスの高い素晴らしい一本です。今後今回の価格以下で市場に出ることはまず無いかと思いますので、お探しだった方はもちろん、お気になりました方は絶対にこのチャンスをお見逃しなく。
【SPEC】
Body: Ash
Neck: Maple
Fingerboard: Maple with Binding
Inlay: Block
Hardware: Chrome
Tuner: Sadowsky Original Bass Tuner
Nut: Micarta
Bridge: Badass Bass Ⅱ
Pickguard: Black 3ply
Pickups: Sadowsky Single Coil
Knobs: ALCO Bass Knob
Case: Sadowsky Tokyo Original Gigbag