Sergio Tezanos Maestro Flamenco ‘10年製 Jacaranda Side&Back 650mm Scale

新品定価1,836,000円。最高峰の材と名匠の手によって世に生み出された芸術品ともよべる究極の一本が入荷致しました。
 
スパニッシュギター技術の最高峰の伝統を受け継ぎその名を世界に知らしめた”Tezanos”。初代Mariano Tezanos（マリアーノ・テサーノス）は1964年製のホセ・ラミレスに彼の頭文字であるMTが刻印されていた事で一躍世界的に有名になりました。その後代が変わって二代目Mariano Tezanosは僅か12歳の若さでラミレス工房に入門、その後工房の最高の職人としえ認められ1984年には自身の工房を設立。
 
今回ご紹介させて頂くのは、そのテサーノスの名を継ぐマリアーノ・テサーノスの甥となるセルジオ・ルイス・テサーノスによる究極の一本。現在ではMiguel Cordoba（ミゲル・コルドバ）にてその手腕を振るうも、こちらはMariano Tezanos Maestroモデルを自身の手によって製作した特別な一本となります。
 
まずそのスペックとしては、市場でもまずお目にかかれないクラスの杢目がギッチリつまった極上過ぎるジャーマン・スプルースをトップに採用。ボディサイド＆バックには黒のコントラストがハッキリと確認出来るレジェンダリートーンウッド、ハカランダ（ブラジリアンローズウッド）を贅沢に採用。ネックは美しい柾目取りの良質なスパニッシュシダー、指板には高級材エボニーを採用しております。その他ブリッジやヘッドの突板にはハカランダ、非常に芸術性の高いカラフルなヘリングボーンタイプのパーフリング＆ロゼッタ、オープンギア＆彫刻タイプのチューナーにスロットルヘッド。ネックジョイントはスパニッシュスタイル、ファンブレーシング、スケールは650mm、ナット幅52mmとなっております。
 
そして何と言っても特筆するはこのサウンドによるものでしょう。タイプとしてはクラシックとフラメンコの両用スタイルとなりますが、まずこのボリュームには驚かされます。非常に明るいキャラクターかつ倍音感を多く含む素晴らしい鳴りは、非常に大きな鳴りを奏で、そして抜群の音抜けでネックの先まで痺れさせてくれます。クリアながらも芯があり各弦のバランスも良く取れているため、時間を忘れてノーストレスで楽しめる極上のサウンドを放ちます。自宅での爪弾きからライブやレコーディングなど幅広くお使い頂ける素晴らしい一本です。
 
この素晴らしいサウンドから、前所有者様も時間を忘れて弾き込んでしまい、正直状態としてはスクラッチ系の小傷が多く見受けられますが、プレイ面でのコンディションは非常に良好で、ネックの状態も良く即戦力となる極上の一本となっております。また持ち運び面でも使い勝手の良い軽量なハードシェルタイプのケースが付属致します。
 
新品時の定価は1,836,000円と強烈なまでに高額ですが、一度手にして頂ければそれも納得の最高峰のクオリティです。中古市場でも100万円前後となることが多い本モデルですが、今回赤字覚悟の超目玉特価にてご案内させて頂きますので、お探しだった方はもちろん、お気になりました方は絶対にこの機会をお見逃しなく。