SG Craft Journeyman Telecaster Relic ‘07年製 Brown on Silver Metallic #00024

某プロミュージシャンの為に特注製作された一本。故佐久間氏によって製作された拘りの逸品が極上コンディションにて入荷致しました。
 
日本音楽業界において数々の偉業を成し遂げた、故佐久間正英氏。GLAYやJUDY AND MARYを始めとする本当に数多くの国内大物バンドのプロデュースをする傍ら、自身もベーシストとしてのミュージシャン活動を続けてきました。1990年代（一般販売は1998年から）にその佐久間氏によって当初はミュージシャンの為のオーダーギター・ベースを製作するプライベートブランドであるSG Crafts（Sakuma Guitar Crafts）が生まれました。
 
今回ご紹介させて頂くのは、SG CraftsのギターとなるJourneyman。現在販売しているものと違い、某プロミュージシャンの為に故佐久間氏自らが手掛けた通常オーダーの枠を超えた特別なスペックをもった一本になります。シリアルは200番台となる初期物です。
 
まずそのスペックとしては、ボディ材には良質なアルダー材が採用され、オーダー時の拘りのフィニッシュカラーはシルバーメタリックフィニッシュの上にブラウンフィニッシュ、更にライトレリックが施された唯一無二のルックスに仕上がっております。塗装自体も手作業で極薄に仕上げられ、ルックス面だけでなくサウンド面にも大きく影響を与えております。またネック材には全体的にクッキリとした杢目が確認出来るバーズアイとフィギュアドフレイムが混在する極上のメイプル材を1Pにて採用。その他の拘りとしてもピックガードにはフィニッシュカラーと合わせたアバロン調のブラウン系オリジナルピックガードをチョイス。フレットには通常のクロームではなくゴールドフレットを採用。ナットはグラフテック製、ジャック部も不具合の起きにくい物が採用されているなどの拘り抜いた唯一無二のスペックとなっております。
 
そしてサウンドとしては、中低域がよく強調される一本で、生鳴りからもその素晴らしい鳴りを感じて頂けますが、アンプからの出音は流石としかいいようがありません。搭載されたピックアップはLindy Fralin Blues Special、サウンドキャラクターとしては50年代Fender Telecasterの当たりの個体を彷彿させる野太いコシのあるサウンドで、ロックにはドンズバの個体と言えるでしょう。またリアポジションでの明るく煌びやかなエッジ感のあるサウンドも極めて使いやすく、流石プロミュージシャンによるオーダー品だと感じさせてくれます。
 
状態としてはレリック仕様の為、どこまでがオリジナルの傷かは判断しづらくありますが、ピックガードにも殆どスクラッチ痕が見られず、フレットも8～9部山残っていることから、ニアミント手前の極上美品コンディションであると判断しております。当時の直接オーダー時にはケースが付属しなかった為、こちらに関しては汎用のギグバッグが付属致します。
 
市場にまず出ることの無い佐久間氏によって製作された初期のJourneyman。その中でもこちらの一本は他と一線を画す特別な一本です。初期物に関しては今まで市場で60万円前後で取引されるなど、高いプレミアが付いております。今回こちらの一本に関しては初期物に加えプロミュージシャンの特注製作品ですが、なんとなんとの大特価にてご案内させて頂きます。お探しだった方も多いかと思いますが、是非このチャンスをお見逃しなく。