Suhr（正規輸入品） Dealer Custom Order Classic 2003 Vintage White

Suhr（正規輸入品） Dealer Custom Order Classic 2003 Vintage White w/Birdseye & Flame Figured Neck “Built by Kenny Gin”
マスタービルダーKenny Gin製作の特別なディーラー（OKADA）オーダーモデル。希少なHSH＆タップ仕様に加え強烈なフィギィアドネックが採用された一本が入荷致しました。
 
1980年にニューヨークのRudy Pensa氏のショップ『Rudy’s Music』にリペアマンとして入社し、1985年頃には連名ブランドであるPensa Suhrブランドをスタート、1991年にはCustom Audio Amp社にて名機OD-100の設計・開発に携わり、1993年にはFender社に入社し、マスタービルダーに抜擢されるなど数々の偉業を成し遂げてきたJohn Suhr。その後1997年には自身のブランドであるSuhr Guitarsを設立し、ハイエンドギターの雄として多くの大物ギタリスト達に愛用されるギターを生み出してきました。
 
今回ご紹介させて頂く一本は大量生産のマスプロモデルとは一線を画す国内正規ディーラーであるオカダインターナショナルのオーダーモデル。John Suhrと共にマスタービルダーであるKenny Ginが製作を手掛けた特別な一本になります。
 
その特別感を感じさせる稀少スペックとしては、まずベースとなるのはVintage FenderインスパイアモデルとなるClassicを基本とし、ボディには良質なアルダーを、ネックには1Pメイプルを採用した50年代中期頃を感じさせるウッドマテリアル。ボディカラーにはオリンピックホワイトが経年エイジドされたイメージとなるVintage Whiteカラーにてフィニッシュされておりますが、製作から20年の歳月を経た事で更に経年エイジドの進んだ激渋のルックスとなっております。ネックにはSuhrのオーダー品としても非常に数の少ないフィギュアドメイプルの1P仕様となりますが、こちらはビッシリと浮かぶバーズアイの中にワイルドなフレイムも混在する極上のフィギュアドネックとなっております。その他も稀少なスペックが多々ございますが、まずホワイトカラーボディながらパーロイドのピックガード＆バックパネルを採用。ピックアップレイアウトも稀少なHSH仕様にて、リアトーンポットのPush⇔Pushにてフロント＆リアのハムバッカーをコイルタップします。ブリッジはスティールブロック&2点支持のStandard Trem、スパーゼルのロッキングチューナー、Light Tint加工のネックはEven C Slim .800”-.880”シェイプを採用しサテン仕上げと併せて高いプレイアビリティを誇ります。指板Rは10”-14”のコンパウンドラディアスでHeavyフレットのツバ出し22F仕様。もちろんネックにはBFTS（バズフェイトンチューニングシステム）がインストールされております。ボディのネックポケット部にはSuhr GuitarsのMaster Luthier、”Kenny Gin”の製作者サインが確認出来ます。
 
そして気になるサウンドですが、特別な一本という事を肌で感じさせる素晴らしいサウンドを放ちます。まず生鳴りだけでもボディとネックの一体感、鈴鳴りという言葉が良く似合う非常に高いクオリティが感じられます。出力面ではピックアップにはDSVハムバッカー（フロント）、V60’s シングルコイル、DSHハムバッカー（リア）のHSHレイアウトにて搭載されており、ヴィンテージストラトのサウンドを踏襲しながらも、力強いロックなテイストを併せ持ちます。フロント＆リアのハムバッカーからはヴィンテージライクなニュアンスを残しながら、ミドルを生かした繊細かつ適度なバイト感を残すトーンを、V60’sはモデル名の通り1960年代のヴィンテージ60’sストラトトーンを持ち、またフロント＆リアのタップによってHSHとSSSの双方の個性を併せ持つサウンドメイキング幅を持ちます。近年製作のSuhr Classicと比較しても、音の深みが非常に良く出ており、採用された材のクオリティか、Kenny Ginの手腕によるものか、20年の歳月により熟成されたものか、もしくはそれら全てがマッチングしたか、明確な理由こそ分からないものの、完全に別格と感じさせる素晴らしい一本です。
 
最後に状態としては、20年の歳月が経過していながらも非常に大切にされてきた事が伺える良好なコンディションをキープ。経年による塗装やピックガードの色焼けは大きなムラなく雰囲気抜群で（ボディバック右上のホーン部にのみ2×3cm程度のシール跡がございます。）、ダメージとしてはネックポケット両脇の塗装クラック、ボディエンドを中心とした当て傷や打痕、ピックガード上の細かなスクラッチこそ見受けられますが、激しくえぐる様なバックルスクラッチは無く、またネックの黒ずみも殆ど無く、年式を考慮すれば充分に美品と呼べる状態となっております。演奏面としてはネックコンディションは良好でトラスロッドの余裕もしっかりと残っており、フレットは部分減りがありながら6～8部山といったところで、電装関係の問題も無く、まだまだ現役で活躍してくれるコンディションとなっております。パーツ類については基本的にはオリジナルをキープしておりますが、出荷時にはコイルタップはフロントPUのみとなっていたところ、こちらをフロント＆リア共に効くように配線されており、その際にポットが交換された可能性があります。（おそらくオリジナルですがボリュームとリアトーンのポットデイトがハンダで見えません。）付属品としてはスペックシート、オカダインターナショナル発行の保証書等が完備しており、ケースもオリジナルのG&G製ブラックトーレックスケースが付属致します。
 
最近でもSuhr Guitarsにてクローズアップされ、高い人気を誇るKenny Gin。現在の相場としては通常のClassicモデルでも43～50万円前後となっており、今回の一本についてはKenny Ginの製作品、レアスペック、良好コンディションという事を内容にて実際にも前所有者様が楽器業界の高騰前となる2020年に48万円で購入されております。昨今の高騰を加味すれば50万円オーバー当然となる特別な一本ながら、こちら前所有者様からのご厚意もあり高騰前の前購入価格すらも大幅に下回る非常にお値打ちな特別価格にてご案内をさせて頂く事となりました。今後の更なる高騰も予想される一本ですので、お気になりました方は是非この大チャンスをお見逃しなく。
 
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JR西川口駅より徒歩1分の好立地＆フロア総面積約130㎡。ゆったりとした落ち着きのある販売スペース＆試奏スペース、様々なご要望にお応えする設備の整ったリペアスペース、そして商品の状態管理を徹底した在庫スペースを個別におくことで、ワンランク上のショップとして生まれ変わりました。試奏環境はクリーンアンプからドライブアンプまで様々なアンプをご用意し、またリペアマンが常勤しており、ご購入時のお好みのセットアップや充実したアフターフォロー体制を完備致しております。
 
“Antique”では他には無いサウンドを追及し、ヴィンテージギター、ハイエンドギターを中心としたラインナップで、みなさまの一生に残る大切なギター探しのお手伝いが出来ればと思っております。Fender、Gibson、Rickenbacker、Epiphone、Gretschなどのヴィンテージギター、Paul Reed Smith、Suhr、Tom Anderson、James Tylerなどのハイエンドギター、特別なビルダーによる唯一無二のギターを揃え、皆様にとっての特別なショップになれるよう日々成長していきたいと思います。