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Taku Sakashta Guitars Noupaul /Robben Ford Model Lefty 2007 Taku's Trans Black

Taku Sakashta Guitars Noupaul /Robben Ford Model Lefty 2007 Taku's Trans Black

¥10,000,000価格

Taku Sakashta Guitars Noupaul /Robben Ford Model Lefty 2007 Taku's Trans Black w/BZF & Burled Maple PG #29 “One of a Kind”

ロベン・フォードのメインギターとしても有名なオリジナルNoupaul。更に各種雑誌にも取り上げられた世界に一本しか存在しないレフティモデルがファーストオーナー様より奇跡の入荷を果たしました。

 

世界有数のギター・ビルダーにも選ばれた日本が誇るトップルシアー坂下拓氏。10歳よりギターを始め、高校生の頃には数々のコンテストで賞を総なめにした程の腕前を持ちます。高校卒業後にはギター・エンジニアスクールに入学、卒業後はフェルナンデスに入社し、同期にはゾディアックワークスの松﨑淳氏もおり、また開校したばかりのフェルナンデス・ギターエンジニアスクールの講師も務め、その際の生徒には田中千秋氏(フラートーン)や播木勉氏(ゾディアック)等の早々たる有名ビルダーの先生としても活躍。また兼任してアーティスト・リレーションの役割も持ち布袋氏のモデルであるMV-95HT BKモデルの開発にも携わります。1991年にはフェルナンデスのニュージャージー進出に併せて渡米。そこでは現地のエンドースアーティストの製作を担当し、ニール・ショーンを始めとするトップアーティストからも支持。その後1994年にはロサンゼルスにて念願となる自身のブランドを立ち上げます。アコースティック・ルシアーの重鎮であるアーヴィン・ソモジ氏にも高い実力を認められた、採算を完全に度外視した一切の妥協の無いスタイルは、サウンドが少しでも気に入らなければ作り直し、その為製作本数は年間10本程度、生涯にして130本ほどしか存在しません。

坂下拓氏が世界的に有名になった一番の出来事としては、2007年にリリースされたロベン・フォードのアルバム『truth』のジャケットに坂下氏の代表モデルでもあるNoupaulが使用された事でしょう。ロベン・フォードとの出会いとしては、1990年頃よりロベンと付き合いのあった入戸野徹氏を介して紹介され、1999年頃から交友が始まります。2000年にはロベンをイメージして製作したIndianというモデルが誕生し、『ジン・チ』ライブ等でも愛用されましたが、更なるサウンドの追及によって2005年に生まれたのが伝説のモデルとなる『Noupaul』になります。その後ロベンのメイン愛機として活躍し、坂下氏も2年以上のバックオーダーを抱える程に多忙となり2008年には工場を拡大移転します。その成功の矢先に2010年の不慮の事件が起きてしまい、Noupaulモデルも終わりを迎えてしまいます。

今回ご紹介させて頂くのは、世界中のロベン・フォードファン達が血眼になって探す幻のモデルであるオリジナルのNoupaul。更にこちらの一本については、各種雑誌にも取り上げられている、世界に一本しか存在しないレフティ仕様の一本。NoupaulモデルだけでなくSakashta Guitarsブランド全体としてもレフティ仕様はこちらの一本のみ。当時新品にて購入されたファーストオーナー様からの放出品にて、もちろんフルオリジナルの究極のコレクタブルアイテムになります。

まずそのスペックとしては、AAAグレードのイースタン・フィギュアドメイプルトップにホンジュラスマホガニーバック。フィニッシュには坂下氏の名前を冠するTaku’s Trans Blackカラーのニトロセルロースラッカー仕上げにて、フィギュアドとの抜群のマッチングを魅せ付けます。また他ブランドがこぞって真似をするキャットテールバインディングや、埋込のオーバーライン・バールド・メイプルピックガードによる独創的なルックスを誇ります。続いてネックはホンジュラスマホガニーにて、ロベン愛機同様にネックバックの塗装は剥がされております。指板にはヴィンテージギターではお馴染みのブラジリアンローズウッドが採用されておりますが、こちらも真っ黒で間近で見てもエボニーと見間違える程の極上材が採用されております。また指板には独創的なスタイルのバーチカル・オーバルインレイ、外周には2ラインのウッドパーフリング(指板上面&サイド)が施されております。ヘッドも左右非対称のオリジナルヘッドストックデザインにオーナメントロゴが入ります。その他としてはアルミ削り出しのハーフドームテイルピース、ABR-1ブリッジ、アイボリーボタンのGotohチューナー、スカルプチュアル・エスカッション、ブラッククリアのトップハットノブ等が挙げられます。また見えない部分ながらIndianモデルにも共通するパーソナライズド・マッチング・チェンバー加工が施され、坂下氏が意図するジャストの倍音感を生み出す為に設計され、また一本一本その重量や剛性、バランスによって調整が成される拘りの造りとなっております。

そして気になるサウンドですが、ありきたりな言葉ながら、まさに本人ドンズバとなる本物だけが出せる唯一無二のサウンドを誇ります。ピックアップも本人同様となる初期モデルにのみ搭載されるハンドモディファイのJMラルフ・ハムバッカー×2を搭載。(2008年以降のモデルは異なるPU)こちらコレクション性の強い商品かつ、手にした人だけが味わえるサウンドという点もプレミア価値のひとつと考え、細かなサウンド説明については勝手ながら控えさせて頂きます。

最後に状態としては、前ファーストオーナー様が、そのあまりのサウンドの良さ、ロベン・フォードのサウンドに完全にシンクロする点からも、ついつい時間を忘れて弾き込んでしまい、16年前の一本としては当然ながら、それなりの使用感が見受けられます。とは言っても気になるダメージとしてはボディバックのバックルスクラッチだけで、その他は細かなスレや小さな打痕、経年による金属パーツの経年劣化程度となっており、ボディトップ側は非常にキレイな状態をキープしている事もあり、年式を考慮すればまだまだ美品と呼べる良好なコンディションです。演奏面としてもネックコンディションは良好でトラスロッドの余裕もしっかりと残っており、フレットも目立った減り無く8~9部山、電装関係の問題もございません。またパーツ類については全て当時のままとなるフルオリジナルコンディションとなっております。ケースも新品時より付属するオリジナルのTKL製ハードケースが付属致します。

上述の通り、Sakashta Guitarsとしての製作品が全てのモデルを併せて130本程しか存在しない為、Noupaulモデルに限らずどのモデルも市場に殆ど流通しません。新品価格は1,775,000円。Noupaulモデルの中古販売歴は確認出来ませんが、他のSakashta Guitarsの製作品はどれも凄まじく高騰しており、海外では1,000万円オーバーでの販売履歴も確認出来ます。今回の一本についてはSakashita Guitarsの代名詞であり、世界中のロベンファンが血眼になって探す幻のモデルNoupaulかつ、世界に一本しか存在しないレフティモデルという事もあり、完全言い値の世界ながら、過去の他モデルの販売歴を見る限りは適正価格は1,500~2,000万円あたりかと予想されますが、今回こちら前ファーストオーナー様からのご厚意もあり、他モデルと販売歴と変わらない非常にお値打ちな特別価格に設定させて頂きました。非常に高額ではございますが、その価値のある唯一無二の一本となっておりますので、お気になりました方は是非この二度と無い機会をお見逃しなく。

 

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