Tom Anderson Classic ‘96年製 Trans. Blonde Matching Head w/HR Maple & Brazilian FB
最初期の刻印プレートシリアルに加え、ハードロックメイプル&ハカランダを採用した極上スペックの一本が入荷致しました。
業界随一とも賞賛されるハンドメイドの高いクオリティ、そしてグレードの高い材や、多彩なサウンドバリュエーションをもち、ハイエンドギターブランドの中でも、その代表格となり別格視されるTom Anderson。1987年の創業となりDrop TopモデルのハイエンドスタイルとClassicのヴィンテージスタイルのルックスをもち、他ブランドを寄せ付けない高いクオリティのサウンドと幅広いサウンドメイキング幅で、多くの有名ギタリストをも虜にしてきました。
今回ご紹介させて頂くのは、Drop Topモデルと人気を二分する、ヴィンテージスタイルのClassicモデル。更にジョイントプレートに手書きで刻印されたシリアルを持つ最初期の1996年製に加え、素晴らしい材マテリアルにて製作された極上の一本になります。
まずその”極上”の名に相応しいスペックとしては、約3.3kgと軽量なスワンプアッシュボディに、杢目を生かした激薄ニトロセルロース・ラッカー仕上げのトランス・ブロンドフィニッシュ、ネック材にはサウンド面&剛性の良いハードロックメイプル、指板にはトムアンダーソンでは珍しいハカランダ(ブラジリアン・ローズウッド)を選択、ヘッドストックはマッチング仕上げとなっております。その他スペックとしてはヴィンテージタイプのトレモロにヘビーフレット、ホワイトパーロイドガード、ゴールドパーツ仕上げの豪華な仕様となっております。
ピックアップにはトムアンダーソン社のSF2R(フロント)、SA1(ミドル)、H2+(R)のSSHレイアウトに、フロント&ミドルのシリーズ⇔パラレル切替ミニスイッチ、リアハムのコイルタップも搭載し、かなり幅の広いサウンドメイキングを可能とします。サウンド面としては流石ハイエンドと頷ける非常にクオリティの高いサウンドで、自由度の高いダイナミック・レンジと開放的な低音構成を併せ持ち、かつ粒立ちの良い高域倍音は秀逸です。クリーンでも良し、ハイゲインでも良しの非常に優秀な一本となっております。
状態としてはウェザーチェッキングとボディエンドやエッジ部のスレや打痕等こそ見受けられるものの、トップ&バックは比較的コンディションが良く、21年の歳月を考慮すれば美品の部類に入るかと思います。またネックコンディションは非常に良好で、フレットの残りも7~8部山かつ気になる大きな凹みも無く、トラスの余裕もシッカリと確認出来ております。現状ミニスイッチはシリーズ⇔パラレルの切替え用となっておりますが、バックに電池スペースがあることから、配線類を変えることでミッドブースター等の仕様へも簡単に変更可能となっております。ハードケースは社外製(CREWS)となります。※画像のケースは撮影用です。
プレートシリアル期というだけでも稀少な初期生産のトムアンダーソンですが、更に今回の一本はハードロックメイプル&ハカランダ指板と、今ではとても考えられない稀少かつ極上のスペックの超逸品です。初期品というだけでも30万円オーバーは当然、かつここまで稀少材を採用しているにも関わらず、今回当店アニバーサリーセールの最終期として、まさかの大特価でのご案内とさせて頂きます。セール期間は残り僅かとなりますので、お探しだった方は是非このチャンスをお見逃しなく。