Tom Anderson Drop Top Classic ‘92年製 Trans Purple w/ Hard Rock Maple Neck
妖艶なキルト&レアカラーのパープルフィニッシュ。刻印プレートシリアルの最初期品がニアミント手前の極上コンディションにて入荷致しました。
業界随一とも賞賛されるハンドメイドの高いクオリティ、そしてグレードの高い材や、多彩なサウンドバリュエーションをもち、ハイエンドギターブランドの中でも、その代表格となり別格視されるTom Anderson。1987年の創業となるもその名を一躍世に知らしめたのは1991年に発表されたモデル”Drop Top”モデルによるものでしょう。
今回ご紹介させて頂くのは、Drop Topモデルにクラシックスタイルのピックガードを合わせたTom Anderson社のフラッグシップモデルであり、発表当初から現在に至るまで最も高い人気を誇るDrop Top Classicモデル。更にジョイントプレートに手書きで刻印されたシリアルを持つ最初期の1992年製の一本になります。
まずスペックとしましては、美しい大粒のキルトメイプルトップに稀少カラーとなるトランスパープルフィニッシュ。バインディングはトップの杢目を生かしたスクラップド(ナチュラル)バインディング仕様。ボディバックには杢目の強いバスウッドを採用し、こちらもトップとマッチングのトランスパープルにてフィニッシュされております。ネックには稀少なハードロックメイプルをサテン仕上げにて採用。その他パーロイドピックガード、バズフェイトンシステム、Sunken kahler Floyd Roseトレモロなどが挙げられます。
サウンド面としてピックアップ配列はSSHレイアウトにて、フロントSK1R、センターSK1リアにはHN3のオリジナルピックアップを搭載し、これぞハイエンドと感じさせる音程感のしっかりとした高品質なサウンドを放ちます。自由度の高いダイナミック・レンジと開放的な低音構成を併せ持ち、かつ粒立ちの良い高域倍音は秀逸です。クリーンでも、ハイゲインでもポテンシャルを発揮する非常に優秀なピックアップです。ローミッドの太い芯のあるサウンドも、ハイのエッジ感も文句の付けようもありません。またトムアンダーソンのお家芸とも言うべくスイッチルー搭載によって幅広くクオリティの高いサウンドメイキングを可能とします。
また驚きはこの状態でしょう。こちらのモデル発表間もなくの初期品ですが、すでに26年の歳月が経過しておりますが、ブリッジの脇に米粒大ほどの打痕が1カ所あるものの、その他は極々僅かな小傷程度でニアミント手前といった極上のコンディションをキープ。金属パーツの状態も良く、しいて言えばピックアップのポールピースに僅かに劣化が見られる程度です。フレットに至っては部分的な減りも無く9部山残っており、ネックコンディションも至って良好でトラスの余裕もシッカリと残っております。また購入時のスイッチルーの仕様書、保管方法等が記載された説明書、専用工具等の付属品も完備しております。(画像参照)
今まで何本かの初期物となるDrop Top Classicが入荷しましたが、即完売となりました。今回の一本に関しては今までの入荷分の中でも最も古い生産となる稀少な一本に加え、コンディションも一番良い最高の一本です。これ以上の初期物は今後市場に出ることもまず無いかと思います。プレイヤーの方はもちろんコレクターの方にもオススメの一本ですので、お探しだった方はもちろん、お気になりました方は是非この機会をお見逃しなく。