Toru Fujii (TFG-CRAFT) MDC-1 2017 Italian Alpine Spruce/ Macassar Ebony w/Custom
Toru Fujii (TFG-CRAFT) MDC-1 2017年製 Italian Alpine Spruce/ Macassar Ebony w/Custom Rosetta&Inlay EX++ #69 “Killer Sound”
厳選材と拘りのSomogyi製法を取り入れた藤井徹氏入魂の一本。抜群のルックスを誇るカスタムインレイ、パワフルかつ粒立ちの良い美しい旋律を奏でる極上サウンドの一本が美品コンディションにて入荷致しました。
長い歴史を持つ日本が誇るトップギターブランドK.YAIRIにてクラフトマンとして実績を重ね、自身のブランドであるTFG-CRAFTを立ち上げたマスタールシアー藤井徹氏。ヤイリ工房と同じく岐阜県に工房を構え、年間製作本数は非常に少数ながら、厳選された材を丁寧にハンドクラフトにて製作。アコースティックギター製作の巨匠Ervin Somogyi氏のギタ製作理論を取り入れ、そこに藤井氏の高いセンス・アイデアが融合され生み出される製作品は、プロアマ問わず非常に高い人気を誇ります。国内では押尾コータロー氏の愛用でも知られます。
今回ご紹介させて頂くのは、ソモジスタイルを取り入れたモディファイド・ドレッドノートモデルとなるMDC-1。厳選された極上材、オプションとなるカスタムインレイ&カスタムロゼッタが採用され、サウンド面も他を凌駕する唯一無二の一本になります。
まずそのスペックとしては、ボディトップには藤井氏自身も好む、厳選された上質なイタリアン・アルパインスプルース材を採用し、コントラストの強弱のある非常に美しい杢目が確認出来ます。サイド&バックには伐採規制にて希少価値の高いマダガスカルローズウッド(パリサンダー)が採用され、バックは単板、サイドはソモジスタイルの定番となるダブルレイヤード構造が取り入れられております。こちらの材も美しいコントラストに強い黒の杢目が揺らめく非常に妖艶な素晴らしい材となっております。ネック材には上質なスパニッシュシダーを採用しクラシックスタイルながらに非常に握りやすい演奏性の高いシェイピングを実現。また指板材は今ではどのブランドも確保が難しくなった希少かつ高級材となる漆黒のエボニー材を採用し、ポジションマークはオプションとなるクラッシュガラスモチーフのカスタムインレイが施されております。またボディトップ&バック共にマルチレイヤーのウッドバインディング&パーフリング、同様にジョイント部からネックヒール、ボディバックのセンターにもセンス溢れるデザインにて施されております。指板もパーフリングが施され、オプションとなるフィギュドメイプルを採用したカスタムロゼッタがルックスを向上させてくれます。その他としては、エボニーにて製作されたオリジナルスタイルのブリッジ&インレイ入りのピン、フィギュアド・バールのヘッドバック突板、ヘッド形状はオリジナルのクラシックスタイル、高いチューニング精度を誇るGotoh 510チューナー&エボニーボタン、ペグポストからの角度も計算に入れて製作されたナットの切り込み形状など、細部に渡って一切の妥協を感じさせない非常に高いクオリティが感じられます。
そして気になるサウンドですが、大胆さと繊細さを併せ持つ本当に素晴らしいサウンドを奏でてくれます。ドレッドノートスタイルの温かみのあるパワフルな音量を持ちながらも、美しく非常に明瞭度の高い澄み切ったサウンドエッジをを持ち、フィンガースタイル、ピッキングスタイルを問わず高いポテンシャルを発揮します。音にシッカリと張りがありながらも、耳に痛い音域は全くありません。中域は一本芯が通った前にグイグイ押し出してくるイメージで、ふくよかなアコースティックサウンドとも相まって味わい深い倍音成分を多く放ちます。低域は甘く広がるサウンドながらに音の輪郭がぼやけず、以上なまでに長いサスティーンはボディ内部で何層にもなって熟成され、独自のビブラート感によってサウンド全体をまとめあげてくれます。個人ルシアー製作のアコースティックは数あれど、これは別格と感じさせる素晴らしい一本で、音を金額に直すのは無粋ながら、価格の倍以上の価値があると感じさせてくれます。
最後に状態ですが、気になるダメージとしてはボディトップのロゼッタ左下に小さな打痕がある以外は、特筆して目立った大きなダメージは無く、その他光にかざして探せば見つかるレベルのスレや薄い当て跡程度こそ見受けられますが、6年前の製作品としては非常に状態の良い美品コンディションとなっております。演奏面としてもネックコンディションは良好でトラスロッドの余裕もしっかりと残っており、フレットも目立った凹み無く8~9部山前後、弦高も12F上にて1弦側約1.4mm、6弦側約1.9mmと低めのセットアップを可能としております。また付属品として新品時のオプションとなる軽量なセミハードケースが付属致します。(画像参照)
押尾コータロー氏の愛用で一躍有名となりましたが、それでも製作本数は極めて少なく、本機シリアルが#69にて2017年製、#70にて2018年製の販売歴が確認取れる事からも年間数本と予想され、新品・中古問わず市場に出れば即完売となる人気を誇ります。同モデルの相場としては、レギュラースペックの使用感ある個体でも30万円オーバー。今回のオプションとなるカスタムインレイ&ウッドワーク、美品コンディションを加味すれば、35万円前後が適正価格になるかと予想されますが、こちら前所有者様からのご厚意もあり、この素晴らしいサウンドの一本を是非プレイヤーの方に手にして頂きたいという趣旨より、相場を大きく下回る非常にお値打ちな特別価格にてご案内させて頂く事となりました。この価格帯のドレッドノートモデルの中では、完全に別格となる本当に素晴らしい一本ですので、お探しだった方はもちろん、お気になりました方は是非このチャンスをお見逃しなく。
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